Unicodeのテキストをファイルに保存する場合、UTF-8という形式がよく使われる。システムのログや構成ファイル、XML/HTMLファイル、プログラムコードなど、UTF-8が使われる場面は非常に多い。UTF-8とは何か、どのような特徴を持つのかを解説。 連載目次 「UTF-8」とは、Unicode文字の符号化(エンコード)方法の1つ。Unicodeの文字コード(コードポイント)を、1~4bytesの可変長のバイトデータのストリームとして表現する方式である。Unicode文字列をファイルに保存したり、ネットワーク経由で送信したりする場合にはこのUTF-8がよく用いられる。近年では、HTMLコードやプログラムのソースコードなどをファイルに保存する場合は、このUTF-8形式を使うことが多い。 Unicode文字の符号化とは? Unicodeは、世界中のさまざまな言語で使われる文字を、統一された