グレースノートは4月18日、フィンガープリントを使ったテレビ向けの新技術を日本で初披露した。テレビCMのターゲティング広告配信や、セカンドスクリーンでの番組情報取得などが可能になるとしている。 フィンガープリントとは、映像や音声内の情報を分析し、該当するコンテンツを認識する自動コンテンツ認識技術(ACR)。映像にある情報からコンテンツを分析し認識させる「ビデオ・フィンガープリント」と、音声の波形から楽曲を認識する「オーディオ・フィンガープリント」の2つがある。いずれも認識にかかる時間は映像が数千分の1秒、音声が5~6秒程度とのことだ。 今回披露されたのは、テレビにおけるターゲティング広告を実現する「ターゲティングTV広告」と、テレビ番組の音声を認識し、それに合わせた情報をタブレットなどに提供する「Gracenote Entourage」。すでに1月に米国で開催された「2013 Intern