電子ペーパー技術を手がける米E Inkは11月8日、カラー電子ペーパーを実現する次世代ディスプレイ技術「E Ink Triton」をリリースした。 同社はこれまでKindleなどの端末向けにモノクロの電子ペーパーディスプレイを提供してきた。Tritonはこれまでのモノクロ電子ペーパーと同様に、紙のような見た目と省電力を実現、さらに16階調グレースケールに加えて「数千の色」を表示できるという。 Tritonによる電子ペーパーのカラー化で、雑誌や新聞、教材など、より充実した電子書籍コンテンツが可能になるとE Inkは述べている。同社は11月10日から日本で開かれるFPD International 2010でTritonを披露する予定。このイベントでは、同技術を採用した初のデバイスを中国のHanvonが展示する。 関連記事 電子ペーパーとタッチパネル液晶の2画面 Android端末「Alex」
VRな彼女と実世界をデート出来る魔法のメガネ!? 網膜に映像を直接投射しARするディスプレー(動画)2010.10.03 09:00 ブラザー工業が網膜に映像を直接投影するメガネ型シースルーディスプレー「AiRScouter(エアスカウター)」のデモを行ないました。あたかも目の前に映像が存在しているかのようなAR(拡張現実感)を体験できるRID(Retinal Imaging Display)デバイスです。目に入れても安全な明るさの光を高速に動かしながら網膜に当て、残像効果を利用して網膜に映像を投影します。 ブラザー工業はこのメガネ型RIDを数年前にも発表しているので既に御存知の方もいるかもしれませんが、ARの認知度がより高まった今、面白い技術なので改めてチェックしときましょう。 ブラザー工業のRIDの特徴は (1) 透過型ディスプレイのため、実際の視野と重ねてRIDの画像を見ることができ
産業技術総合研究所(産総研)は8月25日、人間の錯覚を利用して高感度な触力覚を連続的に提示できる小型の非ベース型錯触力覚インタフェースと立体テレビを組み合わせることで、立体映像に触覚(感触)や力覚(手応え)を与え、さらに感触で確認しながら形状デザインを行うことができるシステム「i3Space(アイ・キューブ・スペース)」を開発したことを明らかにした。 同システムは触覚や力覚に関する錯覚を利用して触感や手応えを提示する技術を応用したもの。立体映像に感触や手応えを与え(可触化)、複数の指で立体映像を直接操作(マルチタッチの3次元化)できるようにしたバーチャルリアリティー(VR)空間生成システムで、錯覚(illusion)を活用し、直感的(intuitive)な空間理解と自然な操作性によって、ひらめき(insight)の創出を支援する活動空間(space)を提供することをコンセプトとしている。
写真●アリゾナ州立大学Flexible Display Centerが研究を進めている,曲げることのできるディスプレイ アリゾナ州立大学は米国時間2009年1月29日,曲げられるディスプレイを研究している同大学のFlexible Display Centerに対する5000万ドルの追加資金援助契約を米陸軍と結んだと発表した。契約期間は5年間。2004年にも同様の契約を締結しており,これで米陸軍からの資金援助は合計1億ドルとなる。 Flexible Display Centerは,柔軟性があって曲げることのできるフルカラー・ディスプレイ技術を研究する施設。過去5年間の活動では,6インチ・ウエーハ/画面サイズ370×470mmのディスプレイを作れる試験的な製造ラインとツールを開発した。こうしたディスプレイの商用化に必要な素材や製造プロセスの開発でも成果を収めたという。 米陸軍だけでなく,米He
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