【赤井陽介】3割超の人が緊急地震速報をケータイで受信できると知らない――。気象庁が今秋実施したインターネット調査で、こんな実態がわかった。受信できるようにしていても、専用の音があることを知らない人も4割を超えたという。 調査には約5千人が回答。このうち「受信設定をしている」と答えた人は38.5%にとどまり、33.2%が速報を携帯電話で受信できることを知らなかった。一方で「携帯電話やスマートフォンで速報を受信したい」と答えた人が41.4%にのぼり、「テレビ・ラジオ」と答えた人の40.9%を上回ったという。 緊急地震速報は2007年に導入された。携帯電話各社によると、比較的新しい機種は購入当初から受信設定されているのが大半だが、古いタイプを中心に自分で設定しなければならない機種もあり、各社はその方法をホームページに掲載している。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要