3年前、岩手県の花巻空港で日本航空の小型ジェット機が、雪の中、滑走路をそれて着陸したトラブルで、国の運輸安全委員会は、パイロットが滑走路の滑りやすさを示すおよそ1時間前の情報を最新の情報と勘違いし、不適切な操作を行ったことが原因とみられるとする報告書を公表しました。 それによりますと、パイロットが滑走路の滑りやすさを示すおよそ1時間前の情報を最新の情報と勘違いし、その後の雪でさらに滑りやすくなっていたことを考慮せずに着陸した可能性が高いとしています。 このため着陸後、スピードを落とす操作を十分に行わなかった結果、機体が滑り始め、さらにパイロットが車輪の向きを急に変えたため、滑走路を左にそれた可能性が高いとしています。
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