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オリンパスの元専務である宮田耕治さんが、もう一度会社をなんとかしようと呼びかけるサイトを立ち上げました。愛するオリンパスのために立ち上がったという宮田さんの熱いメッセージは非常に多くの人の心を打ち、一時的にアクセスが集中してサイトがダウンするほど。しかし、果たして本当にオリンパスは変わっていけるのでしょうか。今回の「オリンパス・ショック」の全貌をざらっとまとめてみました。 Olympus Grassroots 「Olympus Grassroots」はオリンパス株式会社の元専務取締役で、オリンパスメディカルシステムズ株式会社の元社長でもある宮田耕治さんが立ち上げたサイト。オリンパス従業員へ向けた、熱いメッセージが掲載されています。 2006年までオリンパスに勤務しましたOBの宮田耕治です。この数週間、オリンパスに関する耳を塞ぎたくなるようなニュースが新聞、テレビで報道され、客観的に見てオリ
筆者 山口義正(経済ジャーナリスト) ひた隠しに隠してきた損失が雪だるま式に膨らんで、それが明るみに出た途端、経営が揺らぐほどの大打撃を受けているオリンパス。「まるで・・・」と思っていい。「まるで山一証券のようではないか」と。14年前のちょうど今頃に自主廃業に追い込まれた山一証券もコーポレート・ガバナンス(企業統治)が機能せず、経営トップとごく一部の側近だけで秘密を抱え込んだ。細部には多少の相違があるとは言え、オリンパスの迷走は山一証券の故事を上からなぞるような話である。 しかし11月8日の会見では、損失の総額や第三者へ不当に流れた資金の有無などはまだ明らかになっていない。事件の全容解明にはまだもう少し時間がかかりそうだ。問題の発覚を受けて銀行の融資姿勢がどうなるのかも読み切れない。一連のM&Aで発生したのれん代の償却を一括償却せずにすむのかどうかも不透明だ。世界に知られた優良企業が、一転
岡山大学病院 光学医療診療部 河原祥朗 2011年11月8日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp 今回のオリンパスの不正経理(疑い)問題については全国で内視鏡を行なっている医師たちはもっと怒りの声を上げるべきである。 オリンパスは内視鏡シェア世界75%、日本ではそれ以上を占める大企業である。しかもその凄いところは内視鏡本体だけでなく、内視鏡消毒洗浄機、内視鏡検 査用の各種デバイス、処置用各種デバイス、小さな小物に至るまで、ほぼ全て関連する製品をほぼ網羅していることでである。さらには他社が開発したらすぐに 改良版を出すとういう、したたかな面ももっている。胃瘻キット、カプセル内視鏡、バルーン付き小腸内視鏡などなど。したがってほぼ独占企業の状態であり競 争がないため、値引きはほとんどしない。 さらにいろいろなアイデアを多くのDr達からもらい各種製
ライブドアを徹底的にたたいたのに、オリンパスには甘い新聞報道---。 過去の企業買収に絡んだ疑惑が噴き出し、株価急落に見舞われているオリンパス。月刊誌「FACTA」が7月20日発売の8月号で同社の疑惑をすでに詳報していた。にもかかわらず、10月14日のイギリス人社長解任を受けて英フィナンシャル・タイムズがFACTAの特報を追いかけるまで、大新聞はそろって静観を決め込んでいた。 2006年のライブドア事件については、大新聞は連日のように1面トップ級のニュースとして伝え、派手な大見出しを躍らせていた。文字通り「集中豪雨的な報道」を展開していたのだ。強制捜査直後の同年1月17日付紙面では、伝統的に事件報道に強い読売新聞は1面トップも含めて合計11本の記事を掲載している。 それと比べると、オリンパス疑惑をめぐる新聞報道は腰が引けている。主要各紙とも1面トップどころか1面に載せることもまれで、中面へ
データセクション、シャープ堺工場跡地にAIデータセンターをつくる話が半年でポシャる(なお、株価は公表前から不自然すぎる値動き)
(2011年10月29/30日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 今やオリンパス元CEO(最高経営責任者)となったマイケル・ウッドフォード氏は今夏、日本の小さな雑誌に掲載された気になる記事について仲間の取締役たちに質問した。定期購読のみの月刊誌FACTA(ファクタ)――読者数は3万人、スタッフは数人――は、同氏の前任者が日本企業3社の不可解な買収で多額の資金を浪費したと告発していた。 その後何が起きたかは、もう周知の通りだ。オリンパスは10月14日、同社いわく経営スタイルの問題を巡ってウッドフォード氏を解任した。 英国人のウッドフォード氏はこれに対し、一連の買収に対して抱いた疑念――オリンパスは国内企業の買収で投資資金の大半を失ったことは認めた――だけでなく、別件の英国企業買収で払った異常に高い投資顧問料について公表した。もっとも会社側は、その手数料には価値があったと主張している。 株価は
アパラチコラで過ごす優雅な時間 メキシコ湾沿いの入り江に面した米フロリダ州の小さな町アパラチコラ。こじんまりした海辺のホテルに宿泊し、バーで新鮮なシーフードを味わえるほか、地ビールの醸造所もある。綿花や漁業で栄えたこの町には、グリークリバイバル(ギリシャ建築への回帰)様式の優雅な住宅が散見される。数キロの沖合に浮かぶセントジョージ島には白い砂浜が広がる。
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