今から10年前となる2003年9月11日、スクウェア・エニックスのRPG第1弾としてPS2で登場した『ドラッグ オン ドラグーン』。その罪深き魅力の根源について、ビジュアルやスクリーンショットを織り交ぜながら振り返っていく。 多くのプレイヤーの心に、忘れられない痛みを残した『ドラッグ オン ドラグーン』。先日、そのシリーズ10周年記念タイトルでもある『ドラッグ オン ドラグーン3』が発表され、早くも大きな話題を集めている。 今なお熱狂的なファンを持つこのシリーズ処女作は、はたしてどんな作品だったのだろうか? 今回はSTORY、CHARACTER、GAME SYSTEMという3つのカテゴリにスポットを当て、その魅力をひも解いていく。 【『ドラッグ オン ドラグーン』プロローグ】 遠い昔……。まだドラゴンが空を飛んでいた時代。これは、“おおいなる時間”を正しくつなぎとめておかなければ、すべてが
