先週の七夕は、1907年7月7日生まれのSF作家ロバート・A・ハインラインが誕生してからちょうど100年目でした。アシモフ、アーサー・C・クラークと並ぶ三大ハードSF作家の一人として『異星の客』『月は無慈悲な夜の女王』などの傑作を残し、SFのみならず宇宙技術開発からヒッピー文化に至る社会の幅広い分野に影響を与えた巨人だったと思います。近年では『宇宙の戦士』が『スターシップ・トゥルーパーズ』として映画化されたのが記憶に新しいところです。没後時間が経っているせいか日本ではそれほど話題にならなかったようですが、生地ミズーリ州のカンザスシティでは生誕百年祭が開催されるなど盛り上がったとのこと。