microKORG XL Synthesizer/Vocoder なんだかんだ言っている間に正式発表された。発表と同時に各ショップでは注文受け付け開始。もちろん,速攻で予約した! デモソングも公開されたので,そこから詳しく出音を確認することができる。一通り聴いてみて感じたのは,歪み系の音作りや,ゾリゾリしたフィルターサウンド, KAOSS 系のエフェクトなど,過激な出音をとにかく前面に押し出してきているということ。 製品紹介文の中に「誰もがシンセサイザーの楽しさを満喫できるスタイル・ギア」というような表現があるけれど,この「シンセサイザーの楽しさ」を今様に解釈すると,こういう過激でゴリっとしたエレクトロ風サウンドになるんだろうな,と思う(これが数年前ならポリポリしたトランス風サウンドだった,というわけ)。 技術的には既存の製品からの引用が多いのに,最終的な出音としては,過去の製品とは異なる