日銀の白川前総裁が、ことし9月から青山学院大学大学院の国際政治経済学研究科の特任教授に就任することになりました。 大学側によりますと、日銀の白川方明前総裁が、ことし9月1日付けで、青山学院大学大学院の国際政治経済学研究科の特任教授に就任することになりました。 特任教授の任期は原則として1年ですが、現時点で担当する科目などは決まっていないということです。 白川前総裁は、昭和47年に日銀に入り、主に金融政策を担当したあと、平成20年から5年間、日銀の総裁を務め、ことし1月には、2%の物価上昇率を明確な目標と位置づける政府との共同声明をまとめるとともに、無制限の金融緩和政策の導入を決めました。 白川前総裁は、総裁に就任する前の平成18年に、日銀をいったん退職して、およそ2年間、京都大学公共政策大学院で教授を務めた経験があります。 青山学院大学は「中央銀行総裁としての経験などを研究や人材育成に役立