社会 石垣島旅行でCO2削減 観光客が植樹など緑化2009年1月7日 飛行機やバスが排出する110キロ分に相当するフクギの苗木を植えるツアー参加者=2008年11月8日(白井旬氏提供) 【石垣】車や飛行機の移動で大量の二酸化炭素(CO2)を排出したり、環境に負荷をかける観光業に一石を投じる「石垣版カーボンオフセットツアー」の取り組みが石垣島で始まっている。観光で訪れた人に植樹をしてもらうことで、島のCO2が削減される仕組み。観光と環境を両立させる地域経済活性化の面でも期待されている。 企画したのは石垣市商工会内に設立された「いしがきブランディングプロジェクト推進委員会」(島田勝也委員長、委員13人)。石垣島の本当の価値を創造しようと、島内で利益を循環させる経済や持続可能な観光ビジネスの構築を目指し、2007年度から5年計画で取り組んでいる。 「カーボンオフセット」とは、発生したCO2