2018年に創業したばかりの企業が、すでに8回にわたって約18億ドル(約2000億円、デット含む)を調達し、時価総額はすでに30億ドル(3300億円)を超える。 その名はThrasio(セラシオ)。日本ではほぼ知られていないこの企業が、今米国で旋風を巻き起こすのは、彼らが、誰も気づいていなかった現代の「ゴールドラッシュ」を探り当てたからだ。
経産省が「モデル契約書ver1.0」の改訂に向けた意見募集をGitHubでしています。 「モデル契約書」というのは、大手に対して権利を主張したいスタートアップなどにとってはとても有効な武器になりますので、契約関連で泣きを見た会社は… https://t.co/EkIP9UeYlz
変化の激しいインターネットを主戦場とするサイバーエージェントは、5年前まで営業赤字から脱却できないでいた。社員が新事業に挑む意欲を失うことなく、利益を出せる企業に変貌できたのは、事業を“リーグ分け”する制度「CAJJプログラム」の成果。現在の約20事業の半数が新事業だ。 サイバーエージェントグループの事業ポートフォリオ管理の仕組みであるCAJJプログラムは、全事業をリーグ分けし、事業リーダーにリーグ昇格への意欲をかき立てている。「昇格すれば、昇格を祝うポスターがあちこちに掲示され、事業を越えてみんなから賞賛される。この仕組みはリーグごとに業績目標と達成期限が明確なので、事業責任者が部下との間で目標と方向性を共有しやすい」 こう語るのは、ブログサイト「Ameba(アメブロ)」の運営会社であるサイバーエージェントの子会社、cybozu.net(サイボウズ・ドットネット、東京・渋谷)の椿奈緒子取
先週のCoinbaseのIPOは、仮想通貨業界にとって大きな転換点となる出来事でした。上場後の時価総額は850億ドル(約9兆2,500億円)を超え、それによりこれまで曖昧で不透明だと思われていた「デジタル通貨」の取引市場が急拡大し、NASDAQやロンドン証券取引市場、さらには香港証券取引市場をも上回る規模へと膨れ上がったのです。そんな「分散型金融(Decentralized Finance)」のこれからを代表するような企業が、ブロックチェーンではなく従来の株式市場で取引されているのは少し矛盾しているかもしれませんが、新旧を融合させた象徴的な上場だという考え方もできます。あやしい業界だと思われていた初期の頃から印象を一新し、仮想通貨はようやく「夜明け」を迎えて主流として受け入れられようとしています。今回の上場は、この業界の変化を裏付ける重要な節目になったと言えるでしょう。 Coinbaseが
大学時代に日本屈指の技術系スタートアップCTOを経験。25歳で日本から飛び出して、シリコンバレーで起業した ――まず太田さんがシリコンバレーで起業するまでの経緯を聞かせてください。 高校生の時に初めて携帯電話を買ってもらいました。その携帯がiアプリといって、Javaのプログラムが動作する端末でした。そこで近くの書店でプログラミングの本を買って、簡単なシューティングゲームを作りました。 すると、それが40万件以上ダウンロードされたんです。塾の帰りなど、隣にいる人が自分の作ったゲームをプレイしているのを見て驚きました。それが最初のコンピュータ、インターネットの原体験で、そこからプログラミングにのめり込んでいきました。 太田 一樹(Treasure Data 共同創業者 取締役) 1985年生まれ。東京大学大学院情報理工学研究科修士課程修了。学部課程在学中の2006年、自然言語処理と検索エンジン
10億円買収で話題のSkeb開発者なるがみさんに聞く、「クリエイターファースト」の開発やサービス設計の裏側と、買収の理由
全てのUnixコマンドはいずれネット企業になる、grepはGoogleになり、rsyncはDropboxに、manはStackOverflow、cronはIFTTT――。 この予言めいた言葉を、私は米国VCのAndreessen Horowitzパートナー、クリス・ディクソン氏のツイートで知りました。2014年のツイートですが、これがディクソン氏のオリジナルなのか、それとも良く言われていることなのか、ちょっと分かりません。ただ、UnixやLinuxを触ったことがある人であれば、この法則が驚くほど良く成り立っているように思えるのではないでしょうか(最近の若手ソフトウェア・エンジニアはあまりコマンドラインに触れないそうですが)。 この予言がすごいのは、30〜40年の隔たりがあっても類似性が成立していることです。Unixコマンドの多くは1980年〜1990年代には多くのシステムで実装され、利用さ
毎年恒例のその年に消滅したスタートアップシリーズ。毎年多くのスタートアップがその姿を消している中で、2020年はとびきり厳しい一年となった。 パンデミックにより人々の生活は一変し、旅行やリテールに代表されるサービスへのニーズが極端に下がった。それに伴い、ニューノーマル下で必要頻度の下がったサービスは停止を余儀なくされている。 難易度Maxの2020年を生き残れなかったスタートアップ10社中9社が消滅すると言われるスタートアップゲームの中でも、おそらく2020年はこれまでと比較にならないレベルの難易度の高さ。パンデミックによるロックダウンにより業務を停止したり、サービスを縮小せざるをえない状況に追い込まれた。 また、VCからの投資の縮小も加わり、難易度はMaxレベル。実際に多くのスタートアップはスタッフのレイオフを進め、必死に生き残りにかけている。 それでは2020年に生き残れなかったスター
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