Apple Watch で記録している睡眠データを使って、LLM(Large Language Model)から朝のアドバイスを自動的に送信する仕組みを構築してみたのでご紹介します。 毎朝起きると自動で睡眠内容を分析し、“昨日はどれくらい深く眠れたのか?”や“快適な睡眠のために何を意識するといいか?”など、ポジティブなメッセージが Slack などに届くようにしてみました。 こんなメッセージが毎朝届きます なぜ作ったのか? Apple Watch の睡眠計測機能は便利ですが、次に生かせるようなフィードバックは意外と少ないな、と感じていました。そこで毎日のデータを LLM に渡し、ポジティブなコーチングスタイルでアドバイスを生成することで、快適な睡眠習慣につなげる狙いがあります。 全体のアーキテクチャ 今回の仕組みは以下のようなフローで動作します。 Apple Watchで睡眠データを記録