◇知名度高い河村氏 三浦氏は3万票上積み目標 7選を目指す自民前職の河村建夫氏(66)の陣営は選挙態勢づくりを本格化させている。「内閣官房長官として前回(約11万8400票)を上回る得票を出さないといけない」(田坂泰濶(やすひろ)秘書)と気合十分。7月上旬に出身地・萩市に北部選対事務所、大票田・宇部市に選対事務所を相次ぎ開設し、臨戦態勢を築く。 本人は昨年9月に内閣官房長官に就任し、多忙を極める毎日。昨年12月28日に山口市での自民県連主催の就任祝賀会に出席し、地元に錦を飾ったのもつかの間。萩市と宇部市での祝賀会をハシゴし、同日中に上京した。その後は、一度も帰郷できていない。妻隆子さん(61)が頻繁に地元入りし、支援者の企業や団体をあいさつ回り。内助の功で夫の留守を守っている。 衆院解散後も引き続き「官邸の留守番役」を務めるため、度重なる選挙区入りは困難な見通し。7月5日の北部選対事務所開
◇高村氏、危機感隠さず ◇有権者の期待実感、高邑氏 衆院選の投開票(8月30日)が1カ月後に迫った。「政権選択」が問われる中、県内の立候補予定者らは経済振興、少子高齢化、行財政改革など山積する課題で持論を展開し、支持拡大を訴えている。県内4小選挙区の前哨戦の動きを報告する。 「よろしくお願いします」。7月上旬。自民前職の高村(こうむら)正彦氏(67)は周南市の住宅街を一軒一軒歩き、旧来の支持者らに頭を下げた。暑さの中を200軒ほど。雨の日も100軒近く訪ねた。「直接会って回るのが本来のスタイル。逆風とかは関係ない」。陣営関係者はそう強調する。 小泉政権下で郵政民営化が争点にされた05年の前回総選挙。民営化法案の採決を棄権したため3次公認に甘んじたが、民主候補に8万票以上の差をつけて貫禄を見せた。07年夏からは防衛相、外相を務め、閣外に出た08年秋以降は頻繁に地元へ帰って地域行事や企業・団体
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