SRE Kaigi 2025で発表した資料です

SRE Kaigi 2025で発表した資料です
DevOps や Platform Engineering, Developer Productivity など、開発活動の生産性を高める活動や分野を指す言葉が広く謳われるようになってきましたが、その活動を始めようと思っても効果について説明するのは難しいなと感じていました。 そんななか、Google Cloud による The ROI of DevOps Transformation という、DevOps 施策の ROI を計算する方法がいくつか紹介されている記事を見つけました。 この記事の内容がそのまま使えるかと言うと判断に困るのですが、面白かったので 1 つの計算方法として紹介していきたいと思います。 前提 Four Keys について DORA の研究によって、Four Keys 指標は組織のパフォーマンス(収益性、品質、顧客数、満足度など)に相関関係があることが分かっています。 F
Overview Overview Application Pipeline Dynamic Configuration Pipeline Overview¶ A deployment pipeline is the key architectural construct for performing Continuous Integration, Delivery, and Deployment. Pipelines consist of a series of stages like source, build, test, or deploy. Stages consist of automated tasks in the software delivery lifecycle. There are different types of deployment pipelines f
Breaking the Wall between AI and DevOps with MLOps microsoftの公式GitHubアカウントにMLOpsというレポジトリがあります。 その中に、MLOps whitepaper.pdfというファイルがあり、各章の要点をまとめました。 MLOps/MLOps whitepaper.pdf at master · microsoft/MLOps · GitHub gitのcommit履歴を見るに、2019年10月に公開されたドキュメントです。 ※注意 GitHubからPDFファイルをダウンロードすると執筆時のレビューコメントがある状態なので、本ドキュメントを正式なホワイトペーパーと捉えて良いか不明です。 2024年現在、他にMLOpsに関するホワイトペーパーとしての位置付けのドキュメントがmicrosoftから出ていないので、暫定的に本ド
知らない景色を見に行こう チャンスを掴んだら道が開けたマネジメントの旅 / Into the unknown~My management journey~
はじめに 近年、Kubernetesの採用が進む中、複数のチームが関わり、複数のクラウドプロバイダーへのデプロイを行い、異なるスタックを扱う組織では、その導入の複雑さが新たな問題となっています。本書 『Platform Engineering on Kubernetes』は、Kubernetes に登場しつつあるベストプラクティスとオープンソースツールを活用し、これらのクラウドネイティブの問題を技術的に組織的にどのように解決するかを示してくれます。 learning.oreilly.com 本書では、Kubernetes上に優れたプラットフォームを構築するための要素を明確に定義し、組織の要件に合わせて必要なツールを体系的に紹介しており、実際の例とコードを交えながら各ステップをわかりやすく説明することで、最終的にはクラウドネイティブなソフトウェアを効率的に提供するための完全なプラットフォーム
AWS上での DevOps の基本的な哲学、プラクティス、ツールの理解を学べる【DevOps Engineering on AWS】を受講してみた 皆さんこんにちは、AWS事業本部オペレーション部の清水です。 AWS Certified DevOps Engineer - Professional 認定を取得するべく、「DevOps Engineering on AWS」を受講してきました。以下に、学習した内容や参考ブログをご紹介したいと思います。 本コースの受講をお考え中の方へ、お役に立てば幸いです。 AWS認定トレーニングとは? 以下のブログに、弊社AWS認定トレーニング講師の平野のほうで執筆した各トレーニングの詳細が記載されています。 私が今回受講したのは、以下の図の赤枠に入るコースになります。 このトレーニングは、先にAWSの開発の基本を学習できるDeveloping on AWS
スクラムフェス福岡2024での講演資料です。 --- 皆さん、職場でFour Keysを導入していますか? Yesと答えた皆さん、『LeanとDevOpsの科学』は読みましたか? あくまで僕の周囲のみの観測で語るのですが、Four Keysを職場で導入しているという人はとても多いので…
チームトポロジー 価値あるソフトウェアをすばやく届ける適応型組織設計著者/訳者:マシュー・スケルトン、 マニュエル・パイス、 原田 騎郎、 永瀬 美穂、 吉羽 龍太郎出版社:日本能率協会マネジメントセンター発売日:2021-12-01単行本:280ページISBN-13:9784820729631ASIN:4820729632 今日はこの「チームトポロジー」の元となったDevOpsトポロジーについて紹介します。 このアイデアは2013年に著者の1人であるマシュー・スケルトンが自身のブログに書いた記事をまとめたものです。 2013年頃といえばDevOpsが流行しはじめた時期だと思いますが、このような時期から組織構造やチーム間のコミュニケーションモデルをロジカルに定義しようとしていたのは驚きです。 チームトポロジーでは、このDevOpsトポロジーやその他の考え方を元にして、4つのチームタイプと3
※この投稿は米国時間 2024 年 1 月 12 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。 あなたは Acme Corp という架空の会社のエンジニアで、CI / CD と自動化を用いたソフトウェアの統合と配信、データ主導型の指標およびオブザーバビリティ ツールの実装を行う大型プロジェクトに関わっているとします。しかし仲間のエンジニアの多くは、認知負荷が高すぎることで苦戦しています。Kubernetes クラスタのデプロイと自動化、CI / CD パイプラインの構成、セキュリティに関する懸念事項など、検討すべきことはさまざまです。会社の拡大と成長を支援するには、そのような課題の解決方法に関する考え方を改める必要があるとあなたは気付きます。そこで役立つ可能性があるのが、プラットフォーム エンジニアリングです。 プラットフォーム エンジニアリングは「コンピューティ
こんにちは。弊社のエンゲージメントサーベイ製品HR Spannerのリードエンジニアを担当している岡部です。昨今注目されているDevOpsとそのケイパビリティについて、およそ一年前に社内の勉強会で発表を行ないました。今回の機会に、こちらでも寄稿させていただきたいと思います。 元になっている書籍は比較的大規模な開発を対象にしていると思いますが、当社のHR Spannerは10名程度の比較的小規模な開発であり、それを前提とした内容になっています。 DevOpsとは何か? 書籍「LeanとDevOpsの科学」では大規模アンケート調査により、高収益、高利益率、高市場占有率を持つ企業は、単に起業家精神やM&Aの取り組みだけでなく、開発組織におけるDevOpsのケイパビリティを強化している傾向が浮かび上がっています。この結果は単なる相関関係ではなく、統計手法によって因果関係として確認されています。また
よくある野良の社内ツールは、開発生産性を向上させるための手段としてスポットで生まれることが多い。 たとえば、定期的に依頼されて手作業でキックしているバッチ処理を誰かがAPI化したり、それがCLIで実行できるようになったり、あるいは不特定多数の人々が手でやっている作業が有志で自動化されツールになるなど。そして社内の口コミや告知で伝搬され、使われていく。 出来の良い社内ツールは、野良だとしても開発チームが普段の開発プロセスのなかで意識したくない複雑性や実装の詳細をうまく抽象化し、認知負荷を下げる役割を果たしている。見方を変えれば、社内ツールはチーム・トポロジー*1でいうところのX-as-a-serviceインタラクション・モードの具象化のひとつだと言える。開発チームと社内ツールを開発する人間を社内ツールがインターフェイスとなって接続している。広い目線で見ると、これはプラットフォーム・エンジニア
Forkwellさん主催の「今から予測する2024年のPlatform Engineering」で登壇した資料です https://forkwell.connpass.com/event/303922/
Agile Journeyをご覧のみなさん、はじめまして。株式会社リンクアンドモチベーションの川津(@KawatsuYusuke)です。こちらの記事では主に私たちがFour Keys メトリクスを元に、開発生産性向上を目指した活動に関する話題についてお伝えします。 と言っても、『LeanとDevOpsの科学』をはじめ、Four Keysの運用に関するトピックはすでに多く語られています。また、Four Keysは便利なメトリクスであるがゆえに、ときに「Four Keysを改善する」という手段が目的化してしまうことがあります。本稿では主にこれから開発生産性向上に取り組もうとしている方に向けて、私たちの取り組みと、体験したアンチパターンをもとに、「Four Keys改善の取り組みには "なぜ?" が大事」についてお伝えします。 私たちの開発生産性向上のはじまりと、目指すべき状態の設定 Four
先週、エーピーコミュケーションズによるプラットフォームエンジニアリングについての勉強会に参加したのだが、全然理解できなかった。理解した前提のレポート記事は無理なので、せめて解説のどこで詰まって、なにがわからなかったのかくらいは理解しておきたい。勉強会の模様を追いながら、自身の思考を追いかけていくことにする。 とにかくグローバルでは注目が集まっているらしい 勉強会を行なったエーピーコミュニケーションズ(以下、APC)はNeoSIerを標榜するエンジニア集団。2023年1月現在で社員は430名で、AWSやAzureの有資格者が各100名以上在籍している。DockerEnterpriseを買収したミランティスとJVを設立したり、最近話題になったネットワーク機器のカプセルトイ(関連記事:「手のひらネットワーク機器」のサンプル入手! 企画元にも開発秘話を聞いた)を手がけたり、ユニークな取り組みを行な
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