世界3大映画祭の1つフランスのカンヌ映画祭で、日本の是枝裕和監督の「そして父になる」が審査員賞を受賞しました。 今年のカンヌ映画祭では、「そして父になる」が最優秀賞に当たるパルムドールを競う「コンペティション部門」にノミネートされていましたが、惜しくもパルムドールは逃し、審査員賞を受賞することになりました。 審査員賞を受賞した是枝裕和監督の「そして父になる」は、6年間育てた息子が病院で取り違えられた他人の子どもだと分かった2組の夫婦を描いた物語で、主人公の男性を歌手で俳優の福山雅治さんが演じています。 5年前に子供が生まれたという是枝監督の実生活での悩みや思いを反映させつつ、愛や家族とは何かを問う作品です。 是枝裕和監督は東京都出身の50歳。 大学を卒業後、テレビの製作会社に入り、多くのドキュメンタリー番組を手がけ、ギャラクシー賞優秀作品賞など、数々の賞を受賞しました。 1995年に「幻の