野党第1党の民進党が衆院選で分裂したことを受け、同党最大の支援組織の連合が「またさき状態」に陥っている。組織内候補を擁立する参院選が2年後に控えるなか、同党に残る参院議員や無所属の衆院前職らは野党再々編を見すえて動き出した。 「もう少したってからでないと、本当のところは評価しづらい」。連合の神津里季生(こうづりきお)会長は19日の記者会見で、民進党を事実上、解党して希望の党に合流する方針を決めた前原誠司代表の判断に対して、苦しい胸の内を吐露した。 日本最大の労働組合の中央組織である連合には、企業ごとの労組が集まった産業別組織(産別)が49あるが、民進が希望と立憲民主党、無所属に3分裂した今回衆院選では、各産別の組織内候補の立候補先によってどの党、候補者を支援するか対応が割れている。 旧同盟系の自動車総連などは希望の候補者の、旧総評系の自治労や運輸労連、私鉄総連は立憲の候補者の支援に力を入れ
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