子供危ないから…勝手に偽標識を設置して書類送検 愛知県安城市の市道交差点に本物そっくりの偽の一時停止標識を設置したとして、愛知県警安城署は10日、道交法違反(道路における禁止行為)の疑いで、近くに住む建築設計事務所経営の男(55)と同県豊田市の従業員の男(27)を書類送検した。 調べでは、2人は7月30日夜、市道交差点に、工場などで使用する市販の一時停止標識を勝手に設置した疑い。調べに「(交差点で車がスピードを出すと)子供が事故に巻き込まれる恐れがあり、危ないから設置した」と供述したという。 同署によると、2人はほかにも近くの進入禁止標識2枚が汚れていると判断し、新しい標識と入れ替えていた。標識3枚の購入代金計約2万6000円は自ら負担していた。 安城署は9月下旬から10月上旬にかけ、偽の標識に基づき、誤って運転手5人を道交法の一時停止違反で摘発。標識が偽物と分かり、5人の処