ふわっとした考えから仮説に至るまでをステップに分解して、見通しを良くする試みです。また、仮説を作業仮説とクレームに分けて考えることで、仮説の現在地を分かりやすくしました。 『仮説行動
本稿は経営学分野の学術論文における「筋が悪い」リサーチクエスチョンを説明したものである。まず、学術的ではないビジネスレポート的リサーチクエスチョンを取り上げる。次に、学術的だが筋の悪いリサーチクエスチョンとして、(1)「無知」によるリサーチクエスチョン、(2)「無謀」なリサーチクエスチョン、(3)「無理矢理」なリサーチクエスチョンをとりあげる。その上で、「筋が悪い」リサーチクエスチョンに陥らないために考慮すべきことを議論する。
PFNの海野裕也が2024/10/15に東大大学院「自然言語処理応用」にゲスト講師として登壇した際の講義資料です。
長時間作業しても、デザインアウトプットが前に進まない。何パターンも試して修正を重ねても、結局最初につくったものが一番ましだ。その一番最初につくったものも、しっくりこない。 デザインのプロセスではこういったことが起こるもの。とくに個人作業が多く、判断基準があいまいなもの、たとえば感性的な価値を求めるビジュアルコミュニケーションデザインの仕事に起こりやすい印象です。 この状況を、創造的な探索行為の一部と肯定する人もいれば、右往左往しているだけの無駄な時間と見る人もいます。デザインバックグラウンドのない管理者から見たら「仕事が進んでいないけども、これも必要な時間かもしれない」とただただ見守ってしまうかもしれません。 デザインは試行錯誤の連続。私は、現場のデザインプロセスの中には、探索といえるような創造的な時間もあれば、生産性のない無駄な時間も含まれており、それらが入り混じっていることが多いと感じ
2024年度リクルート エンジニアコース新人研修の講義資料です
ある日唐突に、Twitterにこのような質問が飛び込んできましたので、皆さまが命を燃やすときに少しでもお役に立てればと書きました。 「鶏が先か、卵が先か」問題への終止符 鶏が先か卵が先か問題は、鶏がいないと卵が生まれないし卵がないと鶏が生まれないという、因果性のジレンマの例として使われ、私が世の中で最も危険だなと思うものの一つです。 例えばビジネスにおいては、市場が大きくならないと成功事例が出ないけど成功事例がないと市場が拡大しない、とか、多くの人が買ってくれないと原価を安くできないけど安くできないと多くの人が買わない、などのシーンです。このような行き詰った状況の場合に、「これは鶏が先か卵が先かという問題だ(だから打ち手がない)」という風に言う人もいます。 しかしほとんどの場合においては、AとBはそれぞれからしか生まれないという状況は視野を狭く定義しない限り、そんなことは成り立ちません(な
RightTouch代表取締役の長崎です。 カスタマーサポート市場において複数のSaaSプロダクトを展開しています。 当社プロダクトのメインターゲットは大手金融/通信/インフラ/メーカーなど、所謂エンタープライズ企業(以下、EP)です。「Day1からエンタープライズ」を掲げ、プロダクトリリース後すぐにEPに進出しました。 当社のお客さま(一部抜粋) 初速良く事業成長を遂げ、公開できる情報だと1年半前の情報にはなりますが、リリース後9ヶ月でARR1億円を突破しており、現在もT2D3のペースで成長しています。 2023年2月(1年半前のもの)のプレイドの決算資料 国内において、エンタープライズど真ん中を行くSaaSがまだまだ事例が少ないので、微力ながらEP SaaSにおける事業/組織の考え方を発信していきたいと思っています。 ポジショニング 新規事業開発 / プロダクト セールス 組織設計(前
スライド概要 本スライドは2024年5月25日(土)に開催したゲーム開発者向けのリアルイベント『ゲームメーカーズ スクランブル2024』で行われた講演のスライドとなります。 タイトル: 【公開】ヒット作品のつくり方 内容: ヒット作品は一握りの天才が産み出すものと思い込んでいませんか? 「才能がなくても、よく売れる人気作品は作れるよ。」 「ヒット作品を産み出すフレームワークがあるからだよ。」と聞くとどう思いますか? 「そんなもの本当にあるの?もしあるんだったら、どんなものか教えてよ!」 と思ったそこのアナタ! まさにアナタのための講演です。 ヒット作品の作り方を出来るだけ分かりやすくお伝えしてみます。 登壇者: 株式会社ホットスタッフ・プロモーション コンテンツクリエイティブセクション エグゼクティブプロデューサー コヤ所長(小山 順一朗)氏 講演動画も公開中! https://youtu
プロダクトづくりや事業づくりは、仮説検証の連続です。いかに筋の良い仮説を積み上げられるかによって、プロダクトの成功は左右されます。本ドキュメントでは、プロダクト仮説とユーザーインサイトの関係性を紐解き、ユーザーインサイトを仮説に正しく取り入れる方法について解説します。
はじめに宇宙ロボットスタートアップGITAIのFounder&CEOの中ノ瀬です。GITAIは宇宙での作業コストを100分の1に下げることを目標に、軌道上サービス(人工衛星に対する寿命延長サービス)や月面でのインフラ構築が可能な宇宙ロボットを製造しています。 GITAIは元々私が日本で創業したスタートアップですが、既に米国に本社やほぼ全ての機能を移し、自分自身やその他経営陣も永住権を取得して米国連邦法におけるUS Personとなり、米国で日々挑戦を続けています。最近だと昨年合計でUS$45M(日本円で約70億円)の資金調達を行い、DARPA(アメリカ国防高等研究計画局)から受注を獲得しています。 また、GITAIは2021年の国際宇宙ステーション船内での実証成功に続き、今年(2024年)3月に国際宇宙ステーション船外での宇宙実証に成功することができました。メカも電気基盤もSoftware
この記事は、Goodpatchのクライアントワークにおいて、プロトタイピングによる仮説検証をする際に留意しているポイントを簡単にまとめたものです。 特にプロトタイピングによる仮説検証の精度とスピードを上げるために、PMやデザイナー、クライアントなどがどのようにコラボレーションできるかに焦点を当てていきます。 【関連記事】プロトタイピングとは?事例や効果的に取り組むポイントを紹介 なぜプロトタイピングの話か Goodpatchのクライアントワークでは、「要件が固まった後」からデザインに関わるのではなく、「要件が決まる前」から短期間でのプロトタイピングを実施します。 特にコアのユーザー体験部分については繰り返しプロトタイピングを通じた仮説検証を重ねることが多いです。 筆者自身もこれまで様々なプロジェクトでこのようなプロダクト開発に携わってきましたが、中でも「プロトタイピングにおける仮説の立て方
目次 はじめに 研究とは よくある誤解 公知の程度(補足) 研究・論文を構成するもの 研究背景 技術的課題・リサーチクエスチョン 先行研究 課題解決のための着想 調査・実験・分析・結果 関連研究 対外発表 論文に特有の要素 研究の進め方 研究の進め方:概論 研究の大雑把な方向性を決める 技術的課題・リサーチクエスチョンを特定する 課題解決のための着想を得る 関連研究を探す 各段階で求められる研究 卒業研究・修士研究・博士研究で求められるもの 研究計画で求められるもの はじめに この文章は、学生に「研究」について説明する際に伝えている内容を書き下したものである。基礎的な内容ではあるが、必要に応じて参照できる資料としてまとめておく価値はあるかと考えた。 なお、「研究」で何が重視されどう進めるのが適切かは、分野によって非常に大きく異なる。できる限り一般的な説明を心がけるが、とはいえ読者の分野との
ロジカルシンキングとは、正解のない問いの答えを探すときに用いる基本的な「考え方」と「議論の仕方」のことです1。 いまや、ロジカルシンキングは社会人の必須スキルとしての地位を確立しました。就職活動を始めた大学生や新社会人なら、一度は「ロジカルシンキング」という言葉を聞くことになります。それどころか、小学生にロジカルシンキングを教える塾が存在するくらいです。 このページでは、ロジカルシンキングを身につけるために必要な知識と練習問題を、すべてまとめています。詳細な説明はリンク先で行っているので、このページは全体像を把握するための地図として使ってください。 基本的に、上のエントリーから順に読むのがオススメです。重要で理解しやすいことから順に構成してあります。 なお、すでにロジカルシンキングの経験がある人でも、やはり上から順に読んでください。ロジカルシンキングは数学のような積み上げ型のスキルなので、
僕は「スタートアップを量産する会社」を運営しています。 この2年弱で20ほどの事業に取り組んできました。そのうち3つの事業は法人化し、軌道に乗っています。 事業を立ち上げまくるなかで、気づいたことがあります。 それは「ギリギリまでプロダクト開発をしないこと」が、事業を成功させるいちばんのポイントだということ。 「まあそうだよね」と思うかもしれません。だけどいざ当事者になると、思いつきのアイデアでいきなりプロダクトを作ってしまったりするんです。結局、ニーズを掴めていないので、リリースしても誰も使わない。僕もその失敗を経験してきました。 開発する前に、検証できることはたくさんあります。 「その課題は本当に存在するのか?」 「競合とどう差別化するのか?」 「お客さんはいくらなら買ってくれるのか?」などなど…。 開発する前に「営業」をすることもできます。 「契約してくれるお客さんが、少なくともこれ
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