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researchとresearcherに関するlakehillのブックマーク (13)

  • ポスドクからテニュアの大学教員になれるのは毎年2%弱だけ:不完全ながらも重要なデータとなったポスドクの実態調査より – 大「脳」洋航海記

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文・神経科学の大衆化・ポスドク問題・ワインetc.についてマニアックに綴るblog 【ポスドク問題】 ポストドクター等の雇用・進路に関する調査-大学・公的研究機関への全数調査 (2009 年度実績) – NISTEP ニュースでは微妙に耳にしていましたが、実際にこういう詳しい資料がリリースされていたというのを実は僕は全く存じておりませんでした。  ということで取り上げてみようと思います。ちなみに記事タイトルの「不完全ながらも」という但し書きは、「究極的には機関ごとの集計値を各機関が自己申告したもので構成されるデータなので当の全数調査であるかどうかは保証できない」という内部情報に基づいております。 ところで、まず最も大事なのはこの調査での「ポスドク」の定義です。概要PDFには、以下のように冒頭に書いてあります。 ポストドクター等: 博士の学位を取

  • 今も新規博士数は大学教員求人数の3倍もの供給過多で、年々「優秀な人材が博士課程を忌避している」感が強まる -- 大「脳」洋航海記

    【ポスドク問題】 文部科学省の公的研究費により雇用される若手の博士研究員の多様なキャリアパスの支援に関する基方針~雇用する公的研究機関や研究代表者に求められること~ (案)(PDF) – 文科省科学技術・学術審議会人材委員会 人材委員会第57回配布資料 ポスドクからテニュアの大学教員になれるのは毎年2%弱だけ:不完全ながらも重要なデータとなったポスドクの実態調査より Nature曰く「日博士課程制度は存亡の危機に瀕している」 - 当blog 文科省の科学技術・学術審議会人材委員会が興味深い資料を公開していました。編よりも、むしろ13ページ以降の「関連データ集」の方が遥かに面白いです。その見出しを列挙していくと・・・ ポスドクの雇用人数は、平成20年度実績で、17,945人である。 大学院博士課程修了者数が大学教員の採用数を上回っている。(注:2006年時点で対比すると大学教員採用

  • とあるシミュレーションが示す「優れたアカデミア」と「ダメなアカデミア」の差異 – 大「脳」洋航海記

    【研究 – 全般&科学】 複雑系モデルに基づくアカデミック・ソサエティの盛衰予測に関する研究 -人事システム,査読システムを内包した大学・学会カップリングモデルによる考察-(PDF) 学会における論文査読と日常的研究,研究評価・後継者選定の場である大学とを人工社会上に仮構した。モデルでは、研究者エージェントは論文に関して生得不変の価値観(数を重視するか質を重視するかetc)を持ち、これと社会全体からの偏差値的なスコアとの積和を採って、目標達成度を計量し、その結果に応じて、自己の行動戦略(論文を投稿するかor質の向上を目指すかetc)を陶冶していく学習プロセスが組み込まれている。数値実験の結果、甘い査読システムにより学問的デカダンスが発現し、論文質を考課に入れることでそれを抑止し得ることが確認された。 何気なくTwitterのTL上で見かけた研究なんですが、これが実に面白い。今すぐこのシミュ

  • ポスドク、博士の就職問題がボンボンの甘えにしか見えない理由 - 発声練習

    大「脳」洋航海記:学振PD騒動雑感:なぜポスドクの人件費は「生活保護」扱いされるのかという良エントリーがでているので、あえて逆張りしてみる。なお、ポスドク問題、日の科学行政問題を気にしている人たちのほとんどが以下のことをわかった上で意見を述べているということをぜひ理解しておいていただきたい。 共感を得られにくい理由 裕福だから(恵まれているから) 全員が全員好きなことを仕事にできるわけでないから 生活ができないのは博士だけじゃないから 弱者でなく強者であるはずだから 税金は弱者に使うべきだから 「博士課程まで行けたこと」=「裕福な証拠」でしょ? 大学闘争に明け暮れていたイメージのある団塊の世代(60代)は、5人に1人から10人に1人しか大学に行っていない。世代別大学経験者、修士課程進学者のいる割合 with 投票率で試算した内容によれば、修士課程に進学しているのは100人に1人。博士課程

    ポスドク、博士の就職問題がボンボンの甘えにしか見えない理由 - 発声練習
  • 榎木英介著: 博士漂流時代 「余った博士」はどうなるか? | 5号館を出て

    博士漂流時代 「余った博士」はどうなるか? (DISCOVERサイエンス) 実は私は榎木さんが東大理学部の大学院生の(あるいは学生だった?)頃から存じ上げており、当時まだそれほど一般的でもなかったウェブを使って、アフリカツメガエルを使った発生学研究を発信し続けていたことを今でも鮮明に覚えています。 ウェブサイトの名前は「たまごの部屋」だったような気がしますが、調べてみると今でもここに保存されているようですね。業の「アフリカツメガエルを学ぼう!」以外にも、後輩達のために「大学・大学院入試情報」や、今でいうところのキャリアパスのひとつとして「国家1種公務員の生物受験情報」など、一貫してどうやって大学院を生き延び、その後につなげていくかということを、自分だけではなく仲間達と一緒に考えようとしていた印象が強い方でした。 そうした行動の底を流れていたのが単なる科学至上主義ではない「正義感」であるこ

    榎木英介著: 博士漂流時代 「余った博士」はどうなるか? | 5号館を出て
  • これからの科学・技術研究についての提言 - Zurich留学記

    事業仕分け以降、何らかの行動を起こさねばとぽつぽつと記事を書いてましたが、実は、その他にも神経科学者SNSと言う神経科学の研究者用のSNSで議論した事をベースに、神経科学の若手研究者を中心とした方々とGoogle waveにて提言を作っていました。ようやく、お披露目と相成りました。 提言はこちらでダウンロード出来ます。 神経科学者SNS「事業仕分けコミュニティ」による「これからの科学・技術研究についての提言」(総合科学技術会議宛) 神経科学者SNS「事業仕分けコミュニティ」による「これからの科学・技術研究についての提言」(要点のまとめ) この提言がこれまで様々な学会から出されて来た提言と大幅に違うのは 「研究費減らすな」という趣旨では書いていません。 むしろ、現状のアカデミアにおける問題点を洗い出す事で未来につなげようと言うのが一番の目的です。さらに限られた分野の中ですが、神経科学者SNS

    これからの科学・技術研究についての提言 - Zurich留学記
  • もっと金が欲しいわけじゃない、ただ合理的なシステムを求めているだけ:神経科学の若手研究者たちによる公開提言(追記2件あり) - 大「脳」洋航海記

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文・神経科学の大衆化・ポスドク問題・ワインetc.についてマニアックに綴るblog 【研究 - 全般】 これからの科学・技術研究についての提言(神経科学者SNS「事業仕分けコミュニティ」有志) 提言の要点のまとめ - 統合脳プラットフォーム(非会員でもダウンロード可) ついにこの提言が日の目を見る時がやってきました。これは、業界向けSNSである「神経科学者SNS」において、昨年末の事業仕分けに際して開設された「事業仕分け」コミュニティでの議論をもとに、若手研究者有志のワーキンググループが3ヶ月をかけてまとめたものです。僕も議論の方向性などの点で、ほんの少しだけですがお手伝いさせていただいております。 現在のところ、この提言は総合科学技術会議(議長:鳩山総理)宛てとされており、2月中に直下の委員会にて取り扱いが審議される運びとなっております。 ところで

  • パパは何でも知っている〜「物知り博士」と「専門バカ」という二つの研究者像〜 - ハリ・セルダンになりたくて

    [「専門家なのに知らないの?バカじゃないの?」] 最近、ある場所で当にあった会話です。 ある人「矢野さんはベイズ統計学がご専門なんですよね?」 矢野「ベイズ統計学のある一分野で、モンテカルロフィルター(粒子フィルター)が専門ですが・・・」 ある人「ベイズ統計学のマルコフ連鎖モンテカルロ法で使われるDeviance Information Criterionっていいんですか?」 矢野「それは専門外なので・・・」 ある人「え?ベイズ統計学者なんでしょ!?」 矢野「・・・・」 それから数分ほど経ってから同じ人との会話 同じ人「次回は矢野さんにマルコフ連鎖モンテカルロ法のご講義をいただければ」 矢野「いや、それは専門外なので、ちょっと・・・」 同じ人「そんなこと言わずに、講義してくださいよ」 矢野「モンテカルロフィルター(粒子フィルター)との比較としてマルコフ連鎖モンテカルロ法を取り上げてある程

    パパは何でも知っている〜「物知り博士」と「専門バカ」という二つの研究者像〜 - ハリ・セルダンになりたくて
  • 日本はもはや科学先進国たり得ない:Natureが描く「科学技術立国ニッポン」の崩壊(追記3件あり) - 大「脳」洋航海記

    【大学・大学院&ドクター・ポスドク問題】 Japan's tipping point [1] - Nature 460, 151 (9 July 2009) With changing demographics, a tight economy and increasing competition, Japan could slide from the top ranks of research nations. Drastic action is needed. Natureのeditorialにこんな記事が出ていました。ともあれお読み下さい。要約ですので、読みやすさを考慮して内容の順序を多少入れ替えたり意訳に置き換えてあります。 「(特に中国の台頭による)国際的競争の激化と若い国内労働力の減少により、日は世界の科学先進国グループからはじき出される恐れがあり、それは現在の豊かで安定した

  • 東北大大学院生、博士論文、2年連続受け取り拒否事件 - REV's blog

    東北大は13日、大学院理学研究科で教員の指導に過失があり、担当していた大学院生の自殺につながったとする内部調査結果を公表した。 大学院生は2年続けての教員による博士論文の受け取り拒否などで修了できなかった。同大は懲戒委員会で処分を検討しているが、この教員は今月に入り辞職した。 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090513-OYT1T00525.htm 350 名無しさん@九周年 [] Date:2009/05/14(木) 10:55:49 id:Wqact77V0 Be: >>341 頼むから、前3つのスレッド読んでくれ。 故人は 1:余り論文の大量生産が出来ないフィールド系で、D1・D2と一ずつ1stでaccept 2:三目は、亡くなった琵琶湖に関する研究。これも学会発表済み。あとは投稿のみ。 3:少なくとも、1stが二と三目見込

    東北大大学院生、博士論文、2年連続受け取り拒否事件 - REV's blog
  • 大学は、なぜ大学院生を増やしたいのか | 5号館を出て

    10月6日の「ポスドク問題の国家的損害」というエントリーに、たくさんのコメントがついて議論になっています。その中で、Aさんという方のコメントが大学院問題の核心をついた重要な点を指摘していると思われますので、こちらに再掲させていただいて問題を整理したいと思います。 10月13日のAさんのコメントから抜粋します。 これを読んでいる中に大学教育の関係者の方が多いのであれば、せっかく匿名なのですから「なぜ大学は今、大学院生が欲しいのか」について音で話してもらえませんか? これまでの説明ではほとんど理解できません。また、これまでに企業や社会からほとんど必要とされることのない博士を大量生産してきたわけですが、「大学の考える大学院教育は、国民の税金でまかなわれる教育として妥当だったのか」についても意見をうかがいたいと思います。 これに対して私が書いたコメントです。 Aさん。他人事にように言うと叱られる

    大学は、なぜ大学院生を増やしたいのか | 5号館を出て
  • 大学教員の日常・非日常:挑戦のツケ

    クビにされそうだった大学教員です。現役大学生とか、これから大学生になる人とか、大学生の親になる人向けのつもりで。 面白かったときにブログランキング【ココ】を押してもらうと、中の人が喜びます。 こないだの記事のおまけで見つけた記事。 共産党がポスドクについてこんなことを述べていました。 将来が不安、 不払い残業告発も 若手研究者アンケート HPに切実な声次々若手研究者の就職難と劣悪な待遇が社会的な問題となるなか、日共産党学術・文化委員会が党のホームページ上で募っている若手研究者アンケートに、当事者であるポストドクター(半年から三年の短期雇用研究員、ポスドク)、非常勤講師、オーバードクター、大学院生から、切実な声が多数寄せられています。 ポスドクからは、契約終了後の就職が見えず、精神的に追い詰められているとの声が、際だって多く寄せられています。非常勤に押し込められようとしているフラスコにとっ

  • ある非常勤講師の場合

    注:( )内はその大学の所在地   かれの担当している科目の、授業科目名とその授業内容、対象学生、登録学生数、必修・選択の別、を記すと以下の通りである。 月曜:湘南工大、 2限、講義「物理学1(内容は力学)」(工学部1年生、約60名、選択)、 3限、講義「物理学1(内容は力学)」(工学部1年生、約40名、選択)、 4限、講義「自然科学入門1(力学と天文学からテーマを取り入れた講義)」(工学部1年生、約10名、選択) 火曜:神奈川工大、 1〜2限、「物理及び化学実験(担当テーマ:電子の比電荷)」(工学部2年生、担当学生数週当たり10〜12名、必修) 3〜4限、「物理及び化学実験(担当テーマ:電子の比電荷)」(工学部2年生、担当学生数週当たり10〜12名、必修) 毎週異なる学生を10〜12名程度担当し、それが9週続くので、全受講登録学生数100名程度。

    lakehill
    lakehill 2008/06/25
    経歴を見るとそれなりに優秀そうな感じはそるのだけど、そんな人でも常勤のポストにつけないと。今は前よりも厳しくなっているから、よほど優秀じゃない限り大学教授など目指すべきではないと
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