子供のころ、なぜか図書館へ行くのが流行った時期があります。わたしと友だちも何度も足を運んで子供コーナーの本を見てはあーでもないこーでもないと遊んでいました。 そんなある日、友だちが変な絵本を見つけてきました。それは「なんでもふたつさん」。 題名の変さからして恐るべきこの本は、それからずっと何年も何年もわたしを悩ませてきました。それが最近になってやっとその謎が解けたのです! 「なんでもふたつさん」がどんな話かというと、、、なんでも二つ持っていないと気がすまない人のお話で、背広も二着、帽子も二つ身に付けて、もちろんカバンも二つ持っている。家も二つもっているし、犬も2匹飼っています(たぶん)。おかしな人ですネ☆、といった感じで進んでいく物語です。 忘れっぽいわたしといえども、このへんまでは割とキチンと記憶していました。ところが、どういうわけか、最後の部分をものすごく勘違いして記憶していたのです。