本記事は『絵で見てわかる RPAの仕組み』の「第6章 ロボット開発」から一部を抜粋・編集したものです。書籍掲載の画像はより高解像度のものを使用しています。 6.1 ロボットファイルの開発 6.1.1 基本はプログラム開発と一緒 ロボットファイルの開発は基本的にはプログラム開発をするのと大きな違いはありません。RPAの動作の対象となるソフトウェアに対して、どのような処理を実行するかを定義します。 ただし、5.8でも解説したように、プログラミング言語のようにゼロの状態からコードを書いたり定義したりする必要はありません。対象となるオブジェクトへの設定の選択や操作を記録することで定義できます。簡単に言い表すのであれば設定の連続でしょうか。 稼働までにすること 基本的には図6.1のようにプログラム開発と同様なステップとなりますが、RPAの場合には管理ツールでの設定が最後にあります。 図6.1 ロボッ
