肉眼で見える2彗星、接近中 11月は半月の明るさ期待二つの明るい彗星の軌道 【田中誠士】今年春と秋ごろ、10年に1度の明るい彗星(すいせい)が肉眼で相次いで観測できそうだ。3月は「パンスターズ」、11月は「アイソン」が太陽に接近、特に11月末に太陽に最も近づくアイソンは半月と同じくらいの明るさになると期待されている。 パンスターズは3〜4月に夕方の西の空と明け方の東の空に見える。彗星らしい「尾」を引き、最も太陽に近づく3月10日以降が見ごろだ。最も明るいときは1等星を上回る輝きになると推定され、晴天なら肉眼で見られる可能性が高い。ただ、春霞(はるがすみ)の時期と重なるのがやや心配だ。 続きを読む この記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。 登録申し込み ログインする(会員の方) 無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら