フランスの反ドーピング研究所で分析される選手の血液サンプル(2015年12月15日撮影、資料写真)。(c)AFP/FRANCK FIFE 【8月30日 AFP】2011年の第13回世界陸上大邱大会(13th IAAF World Championships in Athletics Daegu)に出場した選手のうち、少なくとも3割が薬物の使用経験を認めたという調査報告が公表された。調査は独テュービンゲン大学(University of Tuebingen)と米ハーバード・メディカルスクール(Harvard Medical School)が2011年に実施したもので、法的な理由によりこれまで公表は控えられていた。 世界反ドーピング機関(WADA)の承認を得て行われたこの調査では、6年前の世界陸上に出場した選手のうち、少なくとも30パーセントが薬物違反を犯していたという数値が示されているが、実