人民日報「真実語り、実情書く」=「うそつき」批判を意識か−中国 人民日報「真実語り、実情書く」=「うそつき」批判を意識か−中国 【北京時事】中国共産党機関紙・人民日報が、1日付の1面に「読者への新年メッセージ」という文章を掲載し、「真実を語り、実情を書く」と宣言した。同紙のミニブログ「微博」(中国版ツイッター)には「ついに自らが長期にわたりうそをついてきたことを認めた」との書き込みが相次ぐなどインターネット上で話題となっている。 人民日報は「共産党の喉舌(代弁者)」と言われ、党の宣伝・プロパガンダの役割を担っている。北京の人権派弁護士は「共産党がいかに美しく、すばらしいかを伝えるため多くの『うそ』を作っている」と批判。今回の新年メッセージはこうした批判を意識したものとの見方も強い。(2013/01/03-14:37)