ではアメリカのNBRネット論壇のサイトに記載された興味あるコメントの紹介を続けます。 おもしろさとなると、どうしてもグレゴリー・クラーク国際教養大学副学長の言葉がまず目につきます。原文の英語を私が訳します。 クラーク氏は「日本人は中国人よりも生来、攻撃性、侵略性が強い」と10月はじめのサイトに記述しました。「生来」というのはinherently という英語を使っています。「生まれつき」「遺伝子的に」という意味もあり、この語をネガティブな形容詞につけると、人間の特徴の評としては人種偏見ぎりぎりまでいきかねません。 「日本人は遺伝子的に独創性がない」といえば、人種偏見とされるでしょうね。 クラーク氏のこの「日本人は中国人よりも攻撃性が強い」という断定に対し、NBRへの他の投稿者から「では中国のチベット占領はどうか、ベトナム侵攻はどうか、インドとの戦争はどうか」という疑問が呈されました。