菅直人首相は9日夜、官僚を「大バカ」と評した自らの発言について、「やや言い過ぎだったかもしれないが、一番優秀とされる財務省(の官僚)がいながら、何で(国内総生産の)180%もの累積債務残高ができたのか」と述べ、発言を撤回しなかった。ただ、「官僚の経験や知識は大いに活用したい」と強調した。 首相は昨年10月の講演で、「霞が関(の官僚)なんて成績が良かっただけで大バカだ」と批判した。だが、8日の就任記者会見では「官僚こそが政策や課題に取り組んできたプロフェッショナルだ」と持ち上げていた。
菅直人首相は9日夜、官僚を「大バカ」と評した自らの発言について、「やや言い過ぎだったかもしれないが、一番優秀とされる財務省(の官僚)がいながら、何で(国内総生産の)180%もの累積債務残高ができたのか」と述べ、発言を撤回しなかった。ただ、「官僚の経験や知識は大いに活用したい」と強調した。 首相は昨年10月の講演で、「霞が関(の官僚)なんて成績が良かっただけで大バカだ」と批判した。だが、8日の就任記者会見では「官僚こそが政策や課題に取り組んできたプロフェッショナルだ」と持ち上げていた。
財務官僚が日本を動かしている――それは都市伝説なのか。彼らの前には、予算チェックを担う政治家もいれば、「権力を監視する」マスコミや「ご意見番」審議会の存在もある。財務官僚たちは、彼らとどう向き合い、どう「操縦」しているのか。元財務官僚で安倍政権の内閣参事官も務めた、政策工房会長、高橋洋一さん(54)に聞いた。 マスコミは「紙」食ってるヤギに等しい ――マスコミ関係者と接していた経験から、彼らをどう見ていますか。 高橋 審議会に入り手なずけられる「ポチ」もいますね。「マスゴミ」なんて言葉もありますが、「紙」を食ってるヤギのような存在です。彼らは記事を書くために、すぐ役人に「紙」「ブツ」を求めます。概要や要点を書いた資料のことですね。すると彼らはそれをそのまま記事にします。それがないと不安で記事が書けないようです。バックグラウンドを理解しようとしません。出発点になっている法律を読み込む力も
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く