記憶と感情2018年6月、僕は大学時代のラグビー部の先輩と会社を起こした。 商社で働いていた先輩とゲーム会社で働いていた自分が合わされば最強で、自分達の成功は疑う余地もないように当時は感じていた。 会社の運命を何に賭けるか、ホワイトボードに色々と書き殴りながら議論していた起業前の5月、OculusGoが発売になった。ゲーム会社でOculusRiftDK2を触っている人を少し訝しげに見ていた僕も、体験してすぐVRの魅力に取り憑かれた。二人ともずっとスポーツをやっていたこともあって「VRを使って世の中全ての人を健康にする」僕らはそれに人生を賭けることにした。 プロトタイプを作ってはターゲットユーザや投資家に見せて検証し、ボツにしてはまた作った。まだ前の会社にも籍があった(しかもリリース前プロダクトの担当だった)僕には体力的にしんどかった、でも疲れを感じたことはなかった。成功が約束された未来に向
ホーム ニュース 『マインクラフト』の「NFT禁止」発表が波紋呼ぶ。Epic Games CEOは無干渉を表明するなど、出揃い始める各社の対NFT方針 Epic GamesのCEO・Tim Sweeney氏は7月22日、NFTなどを盛り込んだゲームを許容する姿勢をTwitter上で示した。その発端となったのは、先日『マインクラフト』開発元が伝えた「NFT禁止」の方針だ。 NFT(Non Fungible Token・非代替性トークン)とは、改竄や複製が不可能なデジタル証明書(トークン)の作成や取引を、ブロックチェーン技術を活用しておこなうもの。NFTに画像など鑑賞可能なデータを紐づけた「NFTアート」や、ゲーム内のアイテムに対してデジタル証明書を紐づけることも可能。ゲーム企業によるNFT分野への展開も最近ではしばしば見られ、最近ではコナミデジタルエンタテイメントがNFTアートの販売に乗り出
「ポケモンGO狂騒曲」とでも言うべき、大騒動が続いています。 日本版リリース開始からの1週間で、東京・新宿御苑や池袋駅前などのこれまでではありえなかった異様な人だかりをはじめ、そこら中でポケモンGOに興じる人々の姿が話題になっていますし、それに関連したポケモンGOに関連した事故の話題やポケモンGOの利用制限を求める声などネガティブな報道も続いているようです。 海外で先行配信されたこともあって、日本はリリース前からテレビやネットでの報道が過熱しすぎたため、現在は本来ならポケモンGOに全く興味を持たなかったであろう層も流行に乗ってプレイしている状態。個人的には、この1週間のポケモンGO熱は明らかに行き過ぎだと思いますので、もう1~2週間もすれば今ほどの熱狂振りは落ち着くのではないかと考えています。 これらのそもそもポケモンGOのターゲット外ユーザーは、おそらく早々にポケモンGOに飽きて批判した
→・「プリパラ」はリカちゃんへのカウンター 大ヒット女児ゲームの突き抜け方 →・アイカツおじさんに聞いた! 大人が女児向けゲームにハマる理由 AKB48や「ラブライブ!」など、2次元・3次元を問わず、世の中には多くのアイドルがあふれている。そんなアイドルブームは流行に敏感な女子小学生たちにも訪れており、アイドルを題材とするゲームやアニメが人気だ。 そんな女児向けゲーム市場を大きく開拓したのが、2012年10月から稼働するバンダイの「データカードダス アイカツ!」(以下、アイカツ)。ユーザーの累計登録者数は180万人を突破し、カードの累計出荷枚数は2.1億枚を超えている。 アイカツとは「アイドル活動」の略で、キャッチコピーは「国民的アイドルオーディションゲーム」。文字通りアイドルを主役とするトレーディングカード方式のアーケードゲームだ。 コンセプトは自分の分身となるアイドルのプロデュースで、
■資金決済法って知ってますか? 資金決済法(正式名称:資金決済に関する法律)は,意外に様々なところで適用されています。 例えば,商品券や図書券,タクシーチケット,通信ゲームで使用するポイント(対価性を有するものに限る)などは資金決済法3条1項が定める「前払式支払手段」に該当することが多いです。 最後の例を具体的に申し上げれば,例えば,世界に冠たる任天堂株式会社さんはニンテンドーポイントを発行されていますから,「前払式支払手段」を発行されていることになります。 一般社団法人日本資金決済業協会|会員の発行する前払式支払手段 http://www.s-kessai.jp/consumer/giftcard_prica_netprica/member_card5.html ですから,資金決済法は,スマホ用のゲームを開発されるベンチャー企業の方にも関係する法律です。 ■払い戻したり,お釣りを払ったり
Cygamesっていったいどんな会社なの? 「マジック:ザ・ギャザリング」のプロチーム「Team Cygames」を立ち上げた木村氏に,数々の疑問をぶつけてみた 編集部:touge ライター:田中久也 カメラマン:佐々木秀二 世界初のトレーディングカードゲーム(以下,TCG)にして,発売から20年を経てなお,絶大な人気を誇る「マジック:ザ・ギャザリング」(以下,M:tG)。そんなM:tGのプロチーム「Team Cygames」を,スマートフォン向けゲームのデベロッパとして知られるCygamesが結成したというニュースが流れたのが2015年10月13日のこと。4Gamerでも記事を掲載しているので知っている人も多いのではないだろうか(関連記事)。 Team Cygamesは,市川ユウキ選手,覚前輝也選手,山本賢太郎選手の3名により構成されるプロチームだ。いずれもプロツアーやグランプリの常連で
この記事とまったく逆の、若い人が大金出して無料ゲーム作者を援助する話もあるので一緒にどうぞ。 AppStoreの創作活動で金を得る新たな挑戦、広告なし、基本無料ノベルはマネタイズできるのか:超水道×ゲームキャスト 最初に、私とある(とても尖った)高校生との会話を紹介したい。 学生「アプリがひどかったから★1をつけたんですよ。」 --へぇ、どんなゲーム? 「◯◯っていうんですけど、無料って書いてあるのに全然遊べないんですよ。」 --そのゲームは、序盤だけプレイできて楽しかったらお金出してくれってゲームでしょ。別にいいんじゃないの? 「そんな面白いゲームなら金を払うけど、あの程度のゲームに払うかと言われると……。 なによりゲームは暇つぶしなのだから、無料ゲームは時間を使えばだれでもクリアできるし、遊べるべきです。 僕らみたいな学生がお金を払わなければならないなんて強欲すぎじゃないですか。」 -
【山本一郎】コンシューマゲーム開発部隊がスマホアプリやソーシャルに何故適応できないか(メモ) ライター:山本一郎 山本一郎 / アルファブロガーにしてゲーマー。その正体は,コンテンツ業界で今日も暗躍(?)する投資家 山本一郎:茹で蛙たちの最後の晩餐ブログ:http://kirik.tea-nifty.com/ 4Gamer読者の皆さま,ご無沙汰しております。何となくゲームレビューに向いた作品を最近プレイしておらず,かといって直近の業界事情をまとめようにもあまりにも流動的であって,理由をつべこべ述べておりますが,まぁ原稿を書くのが面倒くさかったんだよ。 かれこれ一年半ぐらいのご無沙汰になっておりますが,一時期はゲーマーがこぞって「もしもし」などと馬鹿にし続けてきたソーシャルゲームが,ついに大ブレイク。世界市場を狙って,噂のベンチャーも名の轟く大企業も,こぞって競争の真っ直中に躍り出る様相にな
今年の夏、セガ(東京都大田区)の男子トイレでは、かつてないゲームの開発が佳境を迎えていた。店舗用電子POP「トイレッツ」。男性用小便器に取り付け、スピードセンサーで計測された尿の勢いや量で遊ぶゲームで、広告表示ができるというもの。10月に居酒屋「養老乃瀧」チェーン40店で先行導入されると、Twitterやブログで「セガの本気」「俺たちのセガ」と話題を呼び、プレーする男性が続出。しかし、構想から5年、11月21日の正式発売までには、ゲームの老舗セガが経験したことのない数々の困難が待ち受けていた。 「女性には理解されないかもしれませんが……」と切り出したのは、トイレッツを発案者で開発チームチーフディレクター、十文字新さん(34)。「ずっと昔から、男の子にとって人生で最初に握るコントローラーだと思っていました。子供の頃、誰もが積もった雪の上に尿で文字を書いたことがあります。これは、コントロールし
「野島美保の“仮想世界”のビジネスデザイン」とは? ゲームは単なる娯楽という1ジャンルを超えて、今や私たちの生活全般に広がりつつある。このコラムでは、ソーシャルゲームや携帯電話のゲームアプリなど、すそ野が広がりつつあるゲームコンテンツのビジネスモデルについて、学術的な背景をもとに解説していく。 2010年12月、動画コミュニティサイトのニコニコ動画が、ソーシャルアプリのプラットフォーム“ニコニコアプリ”を始めた。ニコニコアプリの特徴は、動画を見ながら同時にゲームをプレイする、マルチタスクなプレイスタイルにある。生放送の待ち時間にゲームをするといった、隙間時間を利用したゲームプレイが可能だ。 「娯楽ビジネスはユーザーの余暇時間をめぐる競争だ」と言われるようになって久しい。時間競争となると、競合相手は同ジャンルにとどまらない。テレビ・PC・携帯・雑誌書籍・ゲーム機といった各種メディアが競合し、
こう疑問に思っている人は少なくないのではないだろうか?はてなブックマークではその答えを出しているかのような記事がいくらか人気を集めているが、どうにも納得できなかった。例えば、「GREEで検索、無料です」と謳うGREEの釣りゲームでは、数回使うだけで折れる釣竿アイテムが2,100円。価格設定が理不尽なこと極まりない。まともな判断力があれば、こんな釣竿アイテムは絶対に購入しないだろう。いや、そもそもこんな不条理な設定になっているゲーム、最初からやる気もしないかも知れない。こんなアイテムを購入しているのはあのときお婆ちゃんの手を取って店に入ってきた少年のように数もろくに数えられない少年ばかりなんじゃないかしらんと思ってしまう。親は無料だと思って携帯ゲームを子供にやらせてたら、二桁の数字すら数えられない子供が知らない間にアイテムを購入する。そして、翌月とその翌月にはとても高額な請求書がキャリアから
左から日経BPの浅見直樹 電子機械局局長、カプコンの辻本春弘社長、コナミデジタルエンタテインメントの北上一三副社長、スクウェア・エニックスの和田洋一社長、ソニー・コンピュータエンタテインメントの吉田修平ワールドワイド・スタジオプレジデント、バンダイナムコゲームスの鵜之澤伸社長 「僕らは、ネットに乗り遅れた」――9月24日に開幕した「東京ゲームショウ2009」の基調講演で、大手ゲームメーカー5社のトップが集まり、今後のゲームについて語った。ゲームは近い将来、ネットワーク化・グローバル化していくという方向で意見は一致したが、ネット化に向けて社内体制を変えていくのが難しいという声も出た。 参加したのは、カプコンの辻本春弘社長、コナミデジタルエンタテインメントの北上一三副社長、スクウェア・エニックスの和田洋一社長、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の吉田修平ワールドワイド・スタジオプ
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