【読売新聞】 雌が交尾をせずに産卵する「単為生殖」が可能なナナフシ科の昆虫・ナナフシモドキで、雄が完全に生殖機能を失っている実態を突き止めたと、基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)や神戸大などのチームが発表した。単為生殖をする昆虫では進

虫・全史 1000京匹の誕生、進化、繁栄、未来 作者:スティーブ・ニコルズ日経ナショナル ジオグラフィックAmazon 本書はスティーブ・ニコルズによる昆虫についての一冊.邦訳のタイトルからは古生代からの昆虫の進化史が延々と語られているような印象だが,進化史だけでなく,進化におけるイノベーションにかかる様々な昆虫の生態も重要なテーマになっている.ニコルズは昆虫について博士号を取ったあとBBCの自然史班を含む野生生物の映像制作に長くかかわってきた映像作家.私的には昆虫の進化史についてはきちんと勉強したことがないなと思って手に取った一冊になる.原題は「Alien Worlds: How insects conquered the Earth and why their fate will determine our future」 イントロダクション 昆虫入門 簡単な節足動物と昆虫類の系統樹と
秋になると、アスファルトで舗装された道路の上で死んでいるカマキリがよく見つかる。京都大などの研究チームは、こうしたカマキリが寄生虫のハリガネムシに操られ、川や池と間違えてアスファルトを目指している可能性が高いことを突き止めた。 ハリガネムシは水中でふ化し、まず水生昆虫に寄生する。カマキリが水生昆虫を食べると体内で成長し、カマキリの行動を操って水に飛び込ませる。そこで腹から脱出し、水草などに産卵する。寄生されたカマキリ(感染カマキリ)が入水するのは、水面からの反射光に多く含まれる、電磁波の振動が水平に偏っている「水平偏光」という光に引き寄せられるからだとみられている。 そこで佐藤拓哉・京都大准教授(生態学)と京大修士課程学生(当時)の澤田侑那さんらのグループは、感染カマキリが、アスファルトを水辺と勘違いしている可能性があると推測。アスファルト道路の水平偏光を測定すると、感染カマキリが入水する
里芋を掘っていたら、虫らしきものに気付きました。茶色い色が里芋とそっくりで、最初は全く気付きませんでした。結構大きく、里芋と見間違うほどです。 1匹だけなら、気づかずにいたかもしれませんが、2匹いたのでさすがに気付きました。いわゆる「イモムシ」とは違い、表面が硬く、手で触れてもほとんど動かずじっとしています。 私は、この虫の名前を知りません。ご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。 (2024.11.11追記) 複数の方からコメントを頂いた結果、「キイロスズメの蛹(さなぎ)」と確信しました。通常は緑色ですが、画像は茶色です。すなわち「保護色」により、周囲に溶け込みやすくなります。周囲の環境や背景と同じ色や模様を持つことで、自然に溶け込み、発見されにくくする適応です。下記は「キイロスズメ」に関する2件の参考文献です。 (https://www.imokatsu.com/imo-
ドリトル柴田 @shibalabo 科学ジャーナリスト・サイエンスライター。ドリトルは元ビーパル編集長の命名。元ディレクターでNHK生きもの地球紀行などを制作。科学体験教室を幼稚園で実施中。著作にカラスの常識、講談社の図鑑MOVEシリーズなど。都市鳥研究会幹事。科学技術ジャーナリスト会議会員。暦生活で連載中。仕事のご依頼はDMかメールで。 shibalabo.eco.coocan.jp/index.html ドリトル柴田 @shibalabo 明日から開催される国立科学博物館での #鳥展 いろいろ見所がありますが、是非見て欲しいのがこれ! 鳥類で数種しかない毒を持つ鳥の #ズグロモリモズ 私、実物を初めて見ました。 pic.x.com/1miFtPJXkH 2024-11-01 21:01:25
米ニューメキシコ州のカールズバッド洞窟群国立公園は壊れやすい生態系を維持している/Edwin Remsberg/VW Pics/Universal Images Group/Getty Images (CNN) 米ニューメキシコ州のカールズバッド洞窟群国立公園で、持ち込みが禁止されているスナック菓子を観光客が持ち込んで洞窟内で落としたために、洞窟の生態系に「多大な影響」が生じたと公園当局が伝えている。 同公園の洞窟内では飲料水以外の飲食が禁止されている。しかし同公園のフェイスブックの6日の投稿によると、「ビッグルーム」と呼ばれる地中の広大な洞窟内の遊歩道から外れた場所で、スナック菓子のチートスが見つかった。 「人間のスケールにしてみれば、スナック菓子の袋を落とすのはささいなことに思えるかもしれない。だが洞窟の生命にとって、それは世界を一変させ得る」。同公園はそう書き込んでいる。 「加工トウ
ホーム 学び 理科 自由研究が塗り替えた新説!「セミの命は1週間」の常識をくつがえした中学生の執念がすごい〈ゆーまん博士の最新科学CatchUP〉 セミが1週間で死ぬの? 死なないの? セミは何年も土の中で暮らし、成虫になるとたった1週間で死んでしまう……切ないセミの一生ですが、2016年、高知県の中学3年生だった植松蒼さんが「ちょっと待った!」。植松さんはアブラゼミが最長で32日間も生きていることを突き止めたのです! なんとセミが1週間で死ぬというのは間違いでした。日本中の人が何十年、もしかしたら何百年何千年も信じていた「セミの寿命は1週間」の常識をたった1人の中学生がひっくり返したのです。 小学1年生から自由研究はセミ一筋だった植松さん。素晴らしい探求心と科学する心ですね。 ゆーまん博士の「説明しよう!」 常識を疑えとよく言いますが、言うのは簡単。誰も疑わないから常識なんです。 よく子
三週連続で #上賀茂ウォーキング。とりあえず締めの今回は #深泥池(みどろがいけ)から。#上賀茂の大鳥(#ヤタガラス)の懐を #大田神社 まで歩きました。古都らしい風情、長い竹垣と柴垣の静かな散歩道 目次 深泥池(みどろがいけ) 大田の小径(こみち) 大田神社 上賀茂の大鳥(ヤタガラス) 本文 深泥池(みどろがいけ) 深泥池(みどろがいけ) 今回も同行の奥さんには三木大雲さんの怪談話*1を事前にブリーフィングしていたので、はなからビビりまくり。 トンボの生息地としても有名で貴重な自然環境なんですけどね😅 深泥池(みどろがいけ) www.zero-position.com 大田の小径(こみち) 深泥池から、上賀茂の大鳥(ヤタガラス)の山腹を通って、西の大田神社に抜ける大田の小径を歩きます。 本日は上賀茂岡本町のやすらい堂(35.0585832, 135.7613946、やすらい祭*2)のそ
全国の博物館や図書館で大きな問題となっているのが、書籍や古文書などの紙資料を食べてしまう害虫です。 貴重な文化財を守ろうと、札幌の学芸員がある装置を開発し注目されています。 これが害虫から紙資料を守る装置です。 ペットボトルや断熱材など、安くて誰でも簡単に手に入れられる材料で作られています。 そして作り方も簡単です。 (北海道博物館 高橋佳久学芸員)「これを単にですね、体重をかけて押し込むだけです。接着剤とか何も使っていません。実際に乗っても全然大丈夫なくらい荷重があることは確認してあります」 開発したのは北海道博物館の学芸員・高橋佳久さんです。 きっかけは、全国各地の博物館などで問題となっている、主に紙を食べる「ニュウハクシミ」という虫の存在でした。 このように貴重な文書などの文化財に“虫食い穴”を作る害虫です。 (北海道博物館 高橋佳久学芸員)「(ニュウハクシミが)ツルツルしたところは
<大阪府・大阪市同時発表> 令和6年6月25日(火)に大阪港のコンテナヤード内で確認されたアリについて、専門家による同定の結果、要緊急対処特定外来生物ヒアリ(Solenopsis invicta)であることが確認されましたので、お知らせします。 本件は、環境省が毎年実施している定期的な全国港湾調査において、ヒアリの働きアリ約550個体が確認されたものです。 平成29年6月の国内初確認以降、これまでのヒアリの確認事例は令和6年6月28日(金)現在で、今回事例を含め18都道府県、計117事例です(今年度6事例目)。 6/25(火) 環境省が実施する全国港湾調査の大阪港での調査において、調査事業者がコンテナヤード上で、ヒアリと疑わしいアリ約50個体を確認。確認場所周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置。環境省が専門家に同定を依頼。 6/26(水) 環境省及び港湾管理者が実施した追加の現地調査において、コ
大阪・関西万博の会場となる夢洲で強い毒性を持つ「ヒアリ」が約550匹見つかったことがわかりました。 関係者などによりますと、大阪市此花区にある夢洲のコンテナターミナルで、調査会社がヒアリの調査をしていたところ、コンテナの周囲に置いた薬剤に25日に強い毒性を持つ「ヒアリ」が約50匹、集まっているのが見つかったということです。50匹は駆除されたということです。 その後、環境省が調査したところ、さらに同じエリアで約500匹見つかったということです。環境省は、現時点でヒアリは夢洲に定着していないとしています。 夢洲は大阪・関西万博の会場となっていてコンテナターミナルは万博会場から道路を挟んだ位置にあります。 ヒアリは刺された人が死亡した例もあることから「殺人アリ」とも呼ばれていて、国などは今後調査、駆除にあたる方針です。
米国で221年ぶりに2つの周期ゼミ「13年ゼミ」と「17年ゼミ」の発生が重なる中、これらのセミを死ぬまで交尾に駆り立てる「セックスゾンビ菌」ことマッソスポラ・シカディナの感染が、米イリノイ州で広がっている。感染したセミは腹部が削げ落ち、代わりに胞子の塊が生え、見つけたセミと手当たり次第に交尾をしながら感染を広げるという。 #米国 #セミ #感染 #周期ゼミ #セックスゾンビ菌 #マッソスポラシカディナ チャンネル登録:https://youtube.com/ReutersJapan?sub_confirmation=1 ロイターの公式アカウントです。 ウェブサイト:https://jp.reuters.com/ フェイスブック:https://www.facebook.com/ReutersJapan X:https://x.com/ReutersJapan インスタグラム:htt
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