チョコレートや紅茶がなぜ我々をリラックスさせてくれるかという秘密がついに明らかにされたかもしれない。 国立メキシコ自治大学の化学研究所で明らかになったところによると、チョコレートやいちご、ブルーベリー、ラズベリー、紅茶などの食品の中から共通して発見されたいくつかのフレーバーが、化学的に精神安定剤と類似しており、同様の効果があり得るとのことだ。 研究チームは精神安定剤として幅広く使用されているバルプロ酸と化学的に酷似している天然成分を発見した。市販されているバルプロ酸は躁うつ病患者の気分変動を和らげるために使用されている。 さらに、これらの食品の分子にはオメガ3脂肪酸が含まれており、これも気分にプラスの効果をもたらしている。 ただ、「リラックスさせてくれる食品を食べることだけが抗鬱剤の代わりにならないことを覚えておくことは大切です」とこの研究を率いた博士は警告している。 ホッとしたい時にチョ