「鬼は外、福は内」のかけ声で豆まきをする節分が、今年は2月2日になります。日にちがずれる理由は、地球が太陽を1周する時間が365日ぴったりではないから。なぜずれるのか、Q&A形式で紹介します。 Q …
子どもたちのさまざまな質問に、各分野の専門家が「先生」として回答する「NHK子ども科学電話相談」。「昆虫」「天文・宇宙」「心と体」「鳥」それぞれの分野から、4人の先生たちの子ども時代についてインタビューしました。 「銀河の中の地球の場所はすぐにわかるのですが、地球上の場所に関してはかなりの方向音痴で……」 取材場所をメールでお送りしたところ、こんな返信をくださったのは「天文・宇宙」の先生を務めた、コスモプラネタリウム渋谷のチーフ解説員・永田美絵先生。一体どんな人? ―― 先生の子ども時代について教えてください。 永田 子どもの頃は、自分でいろいろな遊びを“発明”するのが好きでした。 たとえば、大きな鏡を天井に向けて持って、家中を歩き回る遊び。鏡に照明が映ったり、天井の凸凹が映ったりしたら、それを障害物に見立てて、またいだりよけたりしていました。 あとは、「暗闇かくれんぼ」。カーテンを締め切
2012年5月21日、全国で部分日食を見ることができるほか、九州地方南部、四国地方南部、近畿地方南部、中部地方南部、関東地方など広範囲で金環日食を見ることができます。 お知らせ 2012年5月18日 ライブ配信、ギャラリーを追加しました。 New! 2012年5月11日 撮影方法を追加しました。 2012年3月21日 動画へのリンク(YouTube、ニコニコ動画)追加しました。 2012年3月21日 教育関係者の方への2012年5月21日 金環日食を安全に観察しようを改訂しました。 2012年2月24日 【お知らせ】金環日食の当日(2012年5月21日)、国立天文台では一般の方向けにイベントを行う予定はございませんので、ご了承ください。 2011年12月20日 教育関係者の方へを追加しました。 2011年5月20日 リニューアルしました。
2004年6月8日、日本では130年ぶり、世界的にも122年ぶりに、金星が太陽面を横切る現象がありましたが、全国的にお天気が悪かったようです。それから8年が経ち、2012年6月6日、21世紀では最後の「金星の太陽面通過」を迎えます。いま、世界に生きている人々にとって、おそらく人生最後の観望チャンスです。次回は105年後、2117年12月11日まで起こりません。 国立天文台が撮影した金星の太陽面通過 今回の金星の太陽面通過に関して、国立天文台が撮影した画像をまとめました。岡山天体物理観測所 65cmクーデ型太陽望遠鏡で太陽投影板に映した太陽像の動画をはじめ、「ひので」から見た金星の太陽面通過、電波で見た太陽面通過、石垣島で撮影された速報画像などをご覧になれます。 国立天文台が撮影した金星の太陽面通過 用語について 地球から見て、金星や水星が太陽の前面を横切る現象を「日面経過」あるいは「太陽面
冬の夜空で赤く輝くオリオン座の1等星「ベテルギウス」が注目を集めている。近い将来、星の最期である「超新星爆発」を起こすとみられているからだ。天空に突然、月ほどの明るさが出現する希代の「天体ショー」は、いつ始まるのか。地球の間近で起きる歴史的な現象を見逃すまいと、世界中の天文学者がその瞬間を待っている。(原田成樹)◇ ベテルギウスは太陽の20倍の質量を持つ恒星。直径は太陽の1千倍もあり、肉眼でも見えるほど非常に大きく膨らみ、赤く輝いている。「赤色超巨星」と呼ばれる年老いた星だ。 恒星は核融合反応で輝いており、燃料の水素が燃え尽きると一生を終える。太陽の8倍以上の質量の星は、寿命が近づくと赤色超巨星となり、最期は大爆発を起こして突然、輝く「超新星」になる。 質量が大きい星ほど明るく輝くので燃料の消費が早く、寿命は短い。太陽は約100億年の寿命の半分が過ぎたところだが、ベテルギウスの寿命は約1千
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