お食事しながらこのブログを読んでいる方もあんまりいないとおもいますが、お食事中の方ごめんなさい。 以前のエントリ、昆虫大学記で、来場してくださった私の友人、中村真帆さんが編集された本を頂いたのです。 たいへんおもしろかったのですが、レビューが遅くなって申し訳ない気分であります。 腸内細菌を研究する方のフィールドノートとある通り、世界中いろいろなところに出かけては様々な動物の糞を分析する、というなかなかすごいことをされています。とはいえ、難しい話よりも、アフリカやアジアの地元の話がとても面白いので、研究の書というよりはむしろ旅行記のような読み物として楽しめます。 砂漠から熱帯雨林、そしてヒマラヤまで駆け抜ける筆者は、研究者としてもすごいんですが、サバイバル能力が高すぎて怖い。砂漠で車がトラブルになった上、運転手が疲れて運転できないとハンドルを投げ出してしまったので夜空の星と方位磁石をたよりに