「新しい働き方」がもてはやされているが、果たして「新しい働き方」とは一体どんな働き方を指すのだろうか。 — 「新しい働き方」と聞いて思い浮かべるのは副業、フリーランス、起業といったところだろう。 これら3つに共通することは、「会社に依存せず、個人の力で勝負せよ」というメッセージである。 「ごもっともだ」 「待ってました」 「やっと実力を発揮出来る時代が来た」 と思う強者もいるだろう。 ただ大半の人は 「恵まれた環境だから、そんなことが言えるんだ」 「頭ではわかっているけど、実際行動に移すのは無理だ」 「能力の高い一部の人間にしか、そんなことはできない」 と、不安と焦燥感にかられるのではないだろうか。 そもそも、なぜ私たちは新しい働き方を目指さなければいけなくなったのか。今までの働き方では、本当に生き残れないのだろうか。 時代の流れには逆らえない ほんの数十年前、「ジャパン・アズ・ナンバーワ