
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 イスラエルのサイバーセキュリティ企業の米SafeBreachの研究者であるアロン・レヴィーさんは、セキュリティカンファレンス「Black Hat USA 2024」でWindowsアップデートプロセスを悪用してシステムを古い脆弱なバージョンに戻すダウングレード攻撃「Windows Downdate」を発表した。 この攻撃はWindowsアップデートを乗っ取り、カスタムダウングレードを作成して、過去の数千もの脆弱性を露呈させ、修正済みの脆弱性をゼロデイ化する。これにより、世界中のWindowsマシンにおいて「完全にパッチ適用済み」が無意味になる可能性があ
BERLIN ベルリン/ドイツ 電光掲示板の故障により、急遽車両番号が殴り書きされたドイツ鉄道の車両。ここにも同社のアナログ志向が垣間見えるようだ。 定時運行率史上最低。遅延の損害賠償金が史上最高額と不名誉な記録を更新している国内最大手のドイツ鉄道。深刻な人手不足を背景に、運転手の労働環境改善を求めるストライキも多く、走れば御の字。そんなお騒がせのドイツ鉄道が、Windows3.11のOS管理者を募集し話題を呼んだ。30年も前のバージョンである。 いまだにそんな懐かしいものを使っているの? というツッコミもあったが、旧型に慣れた同社にとっては新型が使いづらいことに加え、壊れていないものは捨てるな! というドイツ鉄道のモットーに忠実な措置ともいえる。乗客からしたら、遅延せず、定時で走ってくれるならば、なんでもいいのだが……。 Windows3.11の画面。1993年に登場したOSで、ドイツ鉄
MicrosoftがQualcommのSoC「Snapdragon」を搭載した小型デスクトップマシン「Project Volterra」を発表しました。同時にVisual Studio 2022やVSCodeといった開発者向けアプリのArmネイティブ対応版が登場することも予告しています。 Create Next Generation Experiences at Scale with Windows - Windows Developer Blog https://blogs.windows.com/windowsdeveloper/2022/05/24/create-next-generation-experiences-at-scale-with-windows/ Project Volterraが一体どんなマシンなのかは、以下のムービーを見るとよく分かります。 Introducing
Adobe、Arm版Windowsに最適化した「Photoshop」β版を公開 Surface Pro Xでネイティブ動作 米Adobeは11月17日(米国時間)、フォトレタッチソフト「Adobe Photoshop」をArmプロセッサを搭載したWindows PCでネイティブ動作するβ版「Photoshop (Beta) for Windows ARM 」を公開した。米MicrosoftのArm(米Qualcommと米Microsoftの共同開発によるArmベースプロセッサである「SQ1」)搭載ノートPC「Surface Pro X」が対象。Adobeは同日、同じくArmベースのM1プロセッサを搭載したMacに対応したPhotoshopのβ版もリリースしている。
プログラミング言語「Swift」の開発チームは9月22日(現地時間)、macOS、iOS、Linuxなどで動作するオープンソースのプログラミング言語であるSwiftを、Windows環境でもビルドして実行できるようにしたと発表した。 Swift開発チームはSwiftを使ったWindowsアプリの開発ができるよう、SwiftのコンパイラやライブラリをWindows用に移植する作業を1年以上前から行ってきたという。現在は、外部ソフトでビルドを行っているが、将来的にはSwiftの基本機能のみでコーディングからコンパイル、ビルドまで完結できるようにする。 一部の開発者は、Swiftを使って作られた既存のmacOS/iOSアプリをWindows環境に簡単に移植できるよう実験しているという。 開発チームは今後もWindows向けにシステムの移植を進めるとし、ユーザーにバグの報告やその他のフィードバック
レポート PCの信頼性を高める「Secured-core PC」とは - 阿久津良和のWindows Weekly Report Microsoftは「Secured-core PC」を提唱している。ファームウェア層やデバイスコアとの分離、または依存性を最小限にとどめることで、ファームウェアへの標的型攻撃からPCを保護する構成だ。 米政府の脆弱性情報データベースであるNational Vulnerability Databaseによれば、2017年代から年間400件前後の報告が集まっており、無視できない状況が続いている。その結果としてIDやOS、ハードウェア、ファームウェアの保護機能を統合し、OSの下に新たなセキュリティ層を追加したのがSecured-core PCだ。 Windowsのセキュリティ対策を振り返ると、Windows 8時代には「セキュアブート」を実装している。UEFIが備え
by Szilveszter Farkas Microsoftが、2019年7月になって、WindowsブランドのTwitter公式アカウントで突然1985年に発売されたWindows 1.0の宣伝を開始。また、この期に創設されたInstagramの公式アカウントでも同様の宣伝を展開していて、「なぜ34年経った今になってWindows 1.0をアピールしているのか?」と困惑したネットユーザーの間で話題となっています。 Windows(@Windows)さん | Twitter https://twitter.com/Windows Windowsさん(@windows) • Instagram写真と動画 https://www.instagram.com/windows/ WindowsブランドのTwitter公式アカウントはこんな感じ。アイコンはWindows 1.0のロゴとなっていて、
先日公開されたWindows 10の大型アップデート「Windows 10 October 2018 Update」をインストール中に、ライブラリフォルダやパブリックフォルダに含まれるユーザーのファイルが削除されてしまう不具合が発生していることがわかりました(Softpedia)。 症状はRedditをはじめとしたオンラインフォーラム(1、2、3)で報告されていて、ドキュメントやピクチャ、ビデオ、ミュージックなどに保存されていたファイルが削除されてしまう現象が発生しているとのことです。Redditのユーザーの一人は60GBものWAVファイルが削除されてしまったと報告しています。 あるPCの管理者は「アップグレード自体は問題なく完了したものの、全てのドキュメントとピクチャフォルダが削除されてしまった」と問題を報告しています: Just had this happen to a client
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