AIを使って、本物と見分けがつかないほど巧妙な偽の画像や動画を作るディープフェイク。この技術を使って、芸能人の顔を合成したとみられる性的な画像がフリマアプリ大手「メルカリ」などで大量に販売されていることが分かりました。 芸能事務所などで作る団体からは、対策の強化を求める声が出ています。 約100人 偽の性的画像が… 「メルカリ」では、芸能人の顔を合成した下着姿などの性的な偽の画像が数百円から数千円で販売されています。NHKがことし8月から今月にかけての出品状況を確認したところ、俳優や歌手、アイドルなど少なくともおよそ100人、のべ1000点以上の偽画像が掲載されていました。 画像は「ディープフェイク」と呼ばれるAIを使った技術で作られているとみられ、説明欄に服を脱がす加工をするなどと記載しているものも多くあり、一部は販売済みとなっていました。 メルカリは「個別の出品状況や対応方針については