この画像を大きなサイズで見る 地球はミニ氷河期(小氷期)へ向かっている可能性があると科学者が懸念を表明した。 太陽活動周期の新モデルは、その11年周期における不規則性をこれまでにないほど正確に予測する。本モデルの予測によれば、太陽活動は2030年代に60%低下し、1645年に始まった小氷期と同じような状態になるそうだ。 太陽活動が10~12年の周期を持つことが発見されてから172年が経つ。しかし、各周期の状態はそれぞれわずかに異なり、これまでこうした変動を完全に説明できるモデルは存在しなかった。 この画像を大きなサイズで見る 太陽物理学者の多くが、その原因は太陽内部の対流に起因するダイナモであると考えてきた。本モデルは太陽の対流層にある表面側と内部側の2層におけるダイナモ効果に基づいたものだ。今回、英ノーザンブリア大学のヴァレンティナ・ジャルコワ教授らによって、太陽の表面に第二のダイナモが