JR東日本は12月10日、同社が展開している交通系ICカード「Suica」について、今後10年間で実施する機能・サービス強化のスケジュール案「Suicaの当たり前を超えます ~Suica Renaissance~」を発表した。 サービス開始当初のSuica(左上)と電子マネー機能追加後のSuica(左下)、東京駅開業100周年記念Suica(中央)、モバイルSuicaの画面(右)。【撮影:鉄道プレスネット】 「renaissance(ルネサンス)」は「再生」「復活」を意味するフランス語。従来は技術上の制約などから提供できなかった新サービスを順次展開し、Suicaを「移動のデバイス」から「生活のデバイス」に進化させることを目指す。 今後10年以内の実現を目指すおもな機能・サービス向上策のスケジュールは次の通り。 ●2025年3月 外国人訪日客向けのアプリ「Welcome Suica Mobi