2011年に続く2015年の大阪ダブル選挙は,前回と同様に大阪維新の会の勝利に終わった。まだ選挙区別のデータとかをちゃんと確認していないけど,現時点での雑感を簡単にメモ。 まず前回と比べて投票率は10ポイントくらい落ちているが,西成区を除くと得票比はあんまり変わらないように見える。不思議といえば不思議。維新にも反維新にも,有権者は同じくらい失望して同じくらいのひとたちが棄権したんだろうか。まあ集計データではわからないので,善教先生はじめサーベイとっている人の分析を期待したい。 あくまで集計ベースなので,雑なことしかわからないが,出口調査等によれば,大阪維新の会と自民党の支持率はほぼ拮抗しているわけで,公明党・民主党(連合)・共産党の票を積み増せば,基本的に自民党が支持する両氏が勝利するという予想がなりたつはずなのに,結果は維新の大勝となっている。 そうならなかったのは,まず無党派層の動向だ