作家のミシェル・ウエルベック氏。仏パリで(2019年4月25日撮影、資料写真)。(c)Lionel BONAVENTURE / AFP 【1月15日 AFP】フランスの人気作家ミシェル・ウエルベック(Michel Houellebecq)氏が、インタビューでの発言が差別やヘイトスピーチ、暴力をあおるとして、イスラム教団体から訴えられた。同団体が13日、AFPに明らかにした。 ウエルベック氏は、2015年に出版した小説「服従(Submission)」で、フランスでイスラム政権が誕生し、右派が国内でのイスラム台頭におびえる様子を描いている。 ウエルベック氏は季刊誌「フロン・ポピュレール(Front Populaire)」の取材で、仏在住のイスラム教徒はフランス「民族」に対して「盗みや攻撃的行為をやめるべき」だと語ったことが問題視された。 同氏は、インタビューのオンライン記事や近著では、物議を醸