厳島神社だけ訪れて宮島(正式名:厳島)へ行った気になってませんか? ここを外したら何しに来たんだと思えてしまう、そんな真のパワーに触れる巡り方をご紹介します。 昔は厳しい戒律があり、一般人が入島、登拝できない禁足地だった宮島も、今は修学旅行でもおなじみ、世界文化遺産として外国人からも大人気の聖地となりました。 そもそも厳島神社は、外宮、内宮、奥宮と三つのお宮が離れた場所にあることを知っていますか? 外宮: 対岸の本州側にある「地御前神社(じごぜんじんじゃ)」 内宮: 宮島の顔「厳島神社(いつくしまじんじゃ)」 奥宮: ご神体である弥山(みせん)山頂の「御山神社(みやまじんじゃ)」 上の地図の通り、それぞれが直線で結ばれる位置に鎮座しています。 どんな神様? 三つの神社それぞれに祀られている御祭神は「宗像三女神(三姉妹)」で、この神様の総本社は、間もなく世界遺産登録となる福岡県の「宗像大社」