購入型クラウドファンディング ※寄付型クラウドファンディングについては前回の記事をご覧ください。 数の上では圧倒的多数を占めると思われるのが、資金の出し手に金銭以外のリターンがある購入型クラウドファンディングです。 前回の記事でも触れたipod nano腕時計で94万ドルを集めたプラットフォームのKickstaterも購入型です。日本でもCAMPFIRE、READYFOR?などが購入型になります。 購入型クラウドファンディングは取引の枠組みとしては共同購入に近いもので、1.何らかの製品(腕時計型のipod nanoなど)やサービスの代金を前払いで集めて、2.集めた代金を元手として製品、コンテンツ、サービスなどを開発し、3.当初の約束に従って資金の出し手に完成した製品などを提供する、という方法によって資金が無くても(乏しくても)新しい製品などの開発に取り組むことができるというスキームです。