プロジェクト全体のテストを組み立てる際に重要な課題になるのが、テストレベル設計です。テストレベル設計は、ユニットテスト、結合テスト、システムテストといったテストレベルを、どのような責務・段取りで行うか分析・設計する活動です。 このテストレベル設計ですが、ここ10年程度の間に望ましいアプローチが変わってきたと感じています。今回はこの変化と、変化後のモダンなテストレベル設計の原則について、考えていることを書き出したいと思います。 旧来のテストレベル設計のアプローチ 旧来、このテストレベル設計では、Vモデルをベースしたアプローチや、自工程完結・品質積み上げをベースとしたアプローチがよく見られました。 このうち一つ目のVモデルをベースとしたアプローチは、要求定義から設計までの上流工程への対応を観点に、テストレベルを設計するものです。 (Vモデルが必須と明言しているわけではなく、極端な例ですが)例え
生成AI(人工知能)技術への関心が高まるなか、実はIT業界にあって最も大きな最も影響を受けるのは、IT産業の生命線であるソフトウェア開発だとの指摘がある。事業会社における内製化を加速する可能性もある。請負型ビジネスを展開するIT企業はビジネスモデルの転換を迫られる。 「生成AI(人工知能)が日本のIT産業の収益構造を崩壊させる」――。米OpenAIの「ChatGPT」に端を発した生成AIブーム。文章や画像、動画などの自動生成が話題になる一方で、実は最も大きなインパクトを与えると見られている領域にソフトウエア開発がある。開発工程の3〜4割を占めるコーディング作業が生成AIに置き換えられるとされる。 大手ITベンダーはソフトウェア開発で2〜7割の生産性向上を期待 事業会社各社も社内での生成AI活用の検証を進めるなか、ソフトウェア開発に適用し、内製化率を高めようとの動きもある。だが、受託開発な
知らない景色を見に行こう チャンスを掴んだら道が開けたマネジメントの旅 / Into the unknown~My management journey~
この記事は 食べログアドベントカレンダー2023 の23日目の記事です🎅🎄 こんにちは。食べログシステム本部 技術部 仕入チームの@shohei-yです。 今回は、新規事業の「食べログ仕入」プロダクト開発において所謂「設計書」を書かない設計に挑戦して開発効率を向上させた話を書きます。 (結局「書くの?書かないの?どっちなんだい!」と感じた人は、ぜひ読み進めてください。) 所属している仕入チームについてはこちらの記事をご覧ください。 目次 なぜ設計書を書かない設計に挑戦したのか 設計書を書かないチーム 設計書を書かないことによる問題 1. チーム協力の課題 2. ソースコードの複雑化 3. チーム変動に関わる問題 設計工程導入のきっかけ 設計書を書かない挑戦の背景 設計書を書かない設計 フロントエンド・バックエンドのインターフェースの明確化 ソースコードのスリム化対策 設計のレビュー方法
LINE株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。 LINEヤフー Tech Blog こんにちは、開発3センターの堀内(horiuchi)です。 現在は LINE ドクターのサーバ開発リーダーとマネージャーをしております。 2015年12月に提供を開始し、2023年3月末にサービス提供を終了したライブ配信サービス「LINE LIVE」では、さまざまな技術的な挑戦や工夫を行ってきました。 そこで、今まで行ってきた施策の紹介や大規模サービスならではのクロージングに関わる話を連載していきます。 初回のこの記事は、プロジェクト全体の生産性と安定性の向上を目指して改善してきたことについて紹介します。 プロジェクトの状況や背景 LINE LIVE は7年以上続いてきました。その間に追加された機能は規模が大きく複雑なものも多
毎回1つのテーマに絞り、テーマに対してのLTを行うTechDLT。「プロジェクトマネジメント・プロダクトマネジメント」をテーマにした「プロジェクト/プロダクトマネジメントについてLT! TechDLT Vol.7」に登壇したのはJAXA宇宙科学研究所の三浦氏。まずは、ロケット打ち上げにおけるプロジェクトマネジメントの大きな方針について話します。 世の中の「プロジェクトマネジメント」などの言葉の源流は「NASA式プロジェクトマネジメント」である三浦政司氏:最初は「NASA式プロジェクトマネジメント」をちゃんと自分で勉強して体系的に紹介できたらとチラッと考えていました。でもそこまでいけなさそうだったので「NASA式プロジェクトマネジメント」に基づいた、私自身がJAXAでしている組織マネジメントについて、かいつまんで紹介できたらと思っています。 基本的にJAXAのプロジェクトマネジメントは、NA
Pull Requestを出してレビューしてもらってから反映。 どこにでもあるありふれた開発フローに付きまとう、どこにでもあるありふれた問題。 「Pull Requestがレビューされない」 もちろん開発フローにレビューが含まれている以上、レビューをしないメンバーにも非がないとは言えませんが、多くの場合はレビューされないPRには問題があるものです。 デカい 兎にも角にもデカいPRは読むのがつらいです。 もちろん要件が明記されていないなど、他にもPRが読みにくくなる原因はたくさんありますが、一番はこれです。 極端な話、1行変更のPRは他に何も書かれていなくても実装内容を察することができますが、10ファイル100行の差分と箇条書き20点の要件が書かれたPRは内容を把握するだけで一苦労です。 しかし、このこと自体は数カ月でもコードを書いていれば自然と勘づくもの。 問題はなぜPRが大きくなってしま
<Oracle新人のRACインストール その16> ペンネーム: world famous beagle みなさん、こんにちは。 新人のRACインストールはまだ続きます。 印旛くんもようやくOracleに関わりはじめました。 今回は、初期化パラメータの”processes”。 インストール時に、色々な初期化パラメータを設定しなければなりませんね。 これは、設計時に考慮されているかと思いますが、印旛くんには、DB設計は まだ荷が重いので、このパラメータはどのようなものか、岸田さんがなぜこの ような値を設定しているのかを勉強している、というところでしょうか・・・。 それでは、スタート! ——————————————————————— よし、今日は”processes”だな。 岸田さんがくれた設計書の値は、1000になってるな。なぜでしょう? processは、英語だと”過程”、”処理する”って
正直、Win32 Track が順調に進むとはこれっぽちっも思っていませんでした。やっぱりみんな Windows が大好きなんですね!!しってたけど! というわけで、最後は Win32 でプロセスリストをゲッツする超簡単な方法をご紹介いたします。 プロセスリストを取得 まさにこれをやってくれる、Win32::Process::List というモジュールがあって、こいつを使うと簡単に取得できます。 use strict; use warnings; use List::Util qw/max/; use Win32::Process::List; my $pl = Win32::Process::List->new; my %processes = $pl->GetProcesses; my $max_pid = max map { length $_ } keys %processes;
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