著作権が消滅した文学作品を無料で読める電子図書館「青空文庫」。その存在が今、揺れている。政府が環太平洋経済連携協定(TPP)の事前協議で、著作権の保護期間を現行の作者の没後50年から、米国の要求する同70年に延長する可能性が高まっているためだ。20年も延長されれば、青空文庫で今後扱える作品数が大幅に減少。青空は一転"曇り空"になってしまうのか。「著作権の保護期間延長なんて絶対反対」「米国にすり
福井 踏み込んでますよね。こういった議論をするときに、必ず当事者が「流通促進」という観点を踏まえて語るようになったのは大きな変化だと思います。作品を必要とする人々に対して幅広く届けながら、どう収益を上げていくのか、ということに社会の視点が集まってきたかなと。 ―― 議論のベースができてきた、ということですね。文化の保護や振興を前面に押し出すようなものではなく。 福井 文化の振興はもちろん著作権制度の第一原理です。でも従来は、作品やそれを生み出す人々への敬意=リスペクトを著作権と結びつける議論がすぐに前面に出てきた。リスペクトは大切ですが、それは著作権の役割ではありません。 というより、どんな法制度にも心の中の尊敬を担保するような力はない。 ―― 制度でリスペクトまでは生まれない? 福井 制度でそれを強制することで、「尊敬」や「愛」というものの最も根本的な部分が奪われてしまうのではないか、と
「出版社が著作隣接権を求める理由」について、講談社が私に説明して下さるとのことで、本日(3/16)、音羽まで聞きに行ってまいりました。 (森川ジョージ先生もお話を聞きたいとおっしゃるので、同行していただきました。) 説明して下さったのは、講談社の常務取締役である清水保雅さんと、編集総務局の五木田直樹さん。 清水常務は、東京都の性描写漫画規制の時に、 「日本の漫画の創造性は“何でもあり”の精神で支えられている」 と言って規制に大反対したご本人で、結局講談社は都が主催する『東京国際アニメフェア』をボイコットするに至りました。明確に、漫画の表現の自由を守りたい立場におられる人物と言えるでしょう。 ・・・しかし結論から申しますと、清水さんと五木田さんをもってしても、出版社が著作隣接権を得るべき合理的な理由は、説明することができませんでした。(^^;) これは恐らく、お二人も同意なさる事だと思います
スキャン代行業者に対して著作権者がとうとうアクションを起こした――浅田次郎氏、大沢在昌氏、永井豪氏、林真理子氏、東野圭吾氏、弘兼憲史氏、武論尊氏の7名を原告とし、スキャン代行業者2社に対し原告作品の複製権を侵害しないよう行為の差し止めを求める提訴が12月20日に東京地方裁判所に提起された。 訴状で被告となっているのは、「スキャンボックス」を提供する愛宕と、「スキャン×BANK」を提供するスキャン×BANKの2社。全事業の差し止め請求ではなく、あくまで訴状にある原告作品群に対する複製行為の差し止め請求となる。損害賠償の請求は行われていないが、訴訟費用は被告の負担とする旨が訴状に記されている(訴訟物の価額が1120万円となっていることを付け加えておく)。 「対象となる作品は訴状にリストされたもので、すべてではないが、気持ちとしては作家についての全作品という認識」(同事案の弁護団の一人、久保利英
印刷 関連トピックスソニーシャープ9月初旬、ソニーのリーダーストアで「三一書房」と検索すると、300件以上の結果が出た。現在はすべて削除されている 創業60年を超す東京の出版社、三一書房の前経営者が、著者の許可を得ぬまま、200点以上の作品を電子書籍向けに提供していたことがわかった。大手の電子書籍販売サイトで半年以上にわたり販売されていた。書籍の電子化でコンテンツ獲得競争が熱を帯びるなか、出版業界の古い体質のほころびが露呈した。 三一書房の関係者らによると、同社の岡部清・前代表は昨年9月、凸版印刷子会社のデジブックジャパン(東京)に対し、三一から出版された本を電子書籍化し、販売を委託する覚書を交わした。 だが、その約230点の書籍の大半で、著者の承諾が得られていなかったという。シャープなどが運営していた「ツタヤ・ガラパゴス」(現「ガラパゴス・ストア」)では昨年12月から、ソニー運営の
コンプライアンスという単語を知る者であれば誰もがイナバウアーしてしまいそうな新サービスが百度から。大丈夫なのか、というか、大丈夫じゃなさ過ぎて本気でヤバイ。私が権利者なら今日にでも弁護士事務所へゴーという感じの、凄まじい逸品に仕上がっております。 baiduライブラリ スタート http://lib.baidu.jp/ スタートじゃねえよ。 ● 漫画編 もう一ページめからくらくらします。スプリガンとかドラゴンボールとかがスキャンしたpdfのまんま挙がってて自炊ってレベルじゃねーぞ。ちょっとめくると、ゴルゴ13からパトレイバーから出るわ出るわ版権の数々。普通に考えて違法なんですけど、レギュレーションはどうなってるんでしょうか。 http://lib.baidu.jp/list/87 ● 語学検定編 著作権無視ど真ん中の語学検定編、怒涛の本から丸ごとpdfのオンパレードでこちらの血圧も上がりそ
また、日本のIT産業がガラパゴス化確定かよw 電子書籍の著作権も集中管理か 1:ホンモロコ(アラバマ州):2010/06/22(火) 11:14:33.76 ID:LxWOU0Ju 経産など3省、電子書籍の著作権を管理 簡素化へ仕組み検討 経済産業、総務、文部科学の3省は電子書籍の普及に向け、出版物の著作者の権利を集中管理する仕組みをつくる検討に入った。電子書籍に絡む利用許可の手続きを簡素化する狙い。電子書籍を配信したい出版社は作家1人ひとりに許可を得る手間が省け、低コストでサービスを展開出来るようになる。 3省共同の「デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会」が22日 にまとめる最終報告に盛り込む。 出版物の著作権を持つ作家や、作家から委託された出版社が電子化に関する著作権を集中管理団体などに一任する仕組みを検討する。団体は配信可能な作品をあらかじめ
前の記事 会社に行ってくれる身代わりロボット(動画) 幸せは50代から:30万人の調査でわかった「U字カーブ」 次の記事 「電子書籍の違法ダウンロード」をiPadが加速? 2010年5月19日 メディア コメント: トラックバック (0) フィードメディア Charlie Sorrel Photo: jblyberg/Flickr 電子書籍がどれくらい違法ダウンロードされているのか知りたい人は、高速P2Pダウンロードサービス『BitTorrent』の状況を調べるところから始めるのが適切だろう。BitTorrentに関するブログ『TorrentFreak』が最近、その調査を行なった。調査のテーマは、iPadの発売開始によって、電子書籍の違法ダウンロードがどのくらい増加したかというものだった。 TorrentFreakによると、BitTorrentにおける書籍のダウンロード数は、iPadの発売
拡大が予想される電子書籍市場で国内での主導権を確保しようと、講談社、小学館、新潮社など国内の出版社21社が、一般社団法人「日本電子書籍出版社協会」(仮称)を2月に発足させる。米国の電子書籍最大手アマゾンから、話題の読書端末「キンドル」日本語版が発売されることを想定した動きだ。 携帯電話やパソコン上で読める電子書籍市場で、参加予定の21社が国内で占めるシェアはコミックを除けば9割。大同団結して、デジタル化に向けた規格づくりや著作者・販売サイトとの契約方法のモデル作りなどを進める。 日本の出版業界では「今年は電子書籍元年」とも言われる。国内の市場は2008年度は約464億円だが、5年後には3千億円規模になる可能性があるとの予測もある。成長をさらに加速させそうなのが読書専用端末の普及だ。アマゾン(キンドル)のほか、ソニーやシャープなども、新製品の開発に乗り出している。 国内の出版社がとりわ
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