独立行政法人 農業環境技術研究所(以下、農環研)が、明治初期〜中期に作成された地形図「迅速図」をネット上で閲覧できるシステムを構築したと発表した(ITmedia News記事)。18日の研究所一般公開でお披露目され、21日からwebでも利用できるようになる。 「迅速図」(迅速測図)は近代的な地図測量が始まって間もない明治17年頃から24年頃にかけて測量・発行された地形図。関東平野の大部分を2万分の1の縮尺でカバーする。これまでwebには国土地理院の地形図閲覧システムウオッちずがあり、最新の地形図が公開されてきたが、旧版の地形図をまとまった量閲覧できる環境はなかった。Google Earthにオーバーレイできるというのもgeekで面白いと思うし、システムにはオープンソースソフトウェアのGeoServerが使われているとか。 ちなみに「迅速」というのは、地形図による全国網羅を急ぐため、測量に時