同サービスは、3Dプリンタを利用した立体造形物の出力サービスに加えて、その造形物にAR(拡張現実)表示を付加したサービス。利用者は3Dプリントの申し込みを行って、CADデータとメタデータなどをアップロードすることにより、iPhoneやiPadを利用してAR表示ができる立体造形物を入手できる。1つの立体造形物に対して、複数のiPhone/iPadから、それぞれ異なるAR情報を同時に表示させることができる。 同社は、試作品を手軽に作りたい製造業や、ARを融合した展示物を検討中の博物館、教材として活用したい教育機関などに向けて普及を図る。また、将来的には3Dスキャンサービスによる3Dモデルデータの作成や、数値計算データなどの可視化により、VR表示を行うことも計画している。 サービス利用価格は造形物のプリントに要する樹脂の量により変動する。たとえば樹脂使用量が150gの造形物の場合は、37500円