セルの値が「90」以上なら「A」、「80」以上なら「B」のように、複数の条件で異なる結果を求めたいことがあります。今回は「IF」関数を組み合わせるよりも簡単な「IFS」(イフ・エス)関数を紹介します。 セルの値によって異なる結果を求める。Excelでよく行う作業ですね。 従来、複数の条件を判定したい場合は「IF」(イフ)関数の組み合わせ、つまりネストすることで求めていました。これがExcel 2016では、「IFS」(イフエス)関数によって1つの関数で行えます。 【エクセル時短】第16回では、Excel 2016の新関数「IFS」を解説します。 ※IFS関数はExcel 2016に加えて、Office 365の定額制サービスを購入している場合に利用できます 「論理式」と「真の場合」のセットを複数指定 さっそくIFS関数の構文を見てみましょう。 IFS (論理式1, 真の場合1, 論理式2,