ワイドショーなど情報番組のリポーターとして活躍し、3月11日の東日本大震災後に行方不明となっていた奥山英志さん(62)とみられる遺体が東京都内で見つかっていたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者らによると、遺体は4月に発見され、司法解剖の結果、事件性はないと判断された。当時は身元不明だったが、身体的特徴などから、奥山さんだった可能性が浮上。警視庁でDNA型鑑定や指紋による確認を行っているという。 所属先の吉本興業によると、奥山さんは川崎市内のマンションで1人暮らし。東日本大震災の直後には安否が確認できていたが、今年5月、同社が家族から「連絡が取れない」と知らせを受け、家族とともにマンションを訪れたところ、室内は無人で音信不通となった。荒らされた形跡はなかったが、神奈川県警に捜索願が出されていた。 警視庁は神奈川県警とも連絡をとりながら、身元確認を進めている。 奥山さんは約