パソコン市場の低迷が叫ばれる中、着実にシェアを拡大しているのが日本HPだ。同社はWindows 7が今年後半のPC市場をどう変えるとみているのか? パーソナルシステムズ事業統括デスクトップビジネス本部 本部長 前田悦也氏と同マーケティングスペシャリスト 大久保 尚氏に聞いた。 今年7月、日本HPが、デスクトップパソコンの「東京生産」を開始してから10年が経った(関連記事)。同社昭島工場では、デスクトップからPCワークステーション、x86サーバー、ブレードサーバーが生産され、システムインテグレーションやラッキングまで幅広く手掛けている。 外資系企業ながら「国内生産=高信頼性」という効果が、ブランドイメージの向上に繋がってきているように感じる。ノートはまだシンガポール工場での生産だが、これは「一極集中して生産した方が、コストメリットが出てくると考えられている」ためだという。 ビジネスPC分野で