ウクライナ・キエフ(Kiev)のバビヤール(Babi Yar)渓谷で行われた、ナチス・ドイツ(Nazi)によるユダヤ人虐殺から70年の追悼式典で献花するユダヤ人女性(2011年10月3日撮影)。(c)AFP/SERGEI SUPINSKY 【10月4日 AFP】ウクライナのビクトル・ヤヌコビッチ(Viktor Yanukovych)大統領は3日、70年前にナチス・ドイツ(Nazi)によるユダヤ人の虐殺が行われたバビヤール(Babi Yar)渓谷を追悼訪問した。 ナチスは1941年9月29~30日、バビヤール渓谷でユダヤ人3万3771人を殺害した。この虐殺は、近年になってようやく正式な追悼が行われるようになった。 1941年、旧ソ連当局者をキエフ(Kiev)から追放したナチスは同市を占領し、移住を口実に市内に残ったユダヤ人全員を集めた。 ナチスはキエフで起きた連続爆発事件の責任をユダヤ人に押