パキスタン第2の都市ラホール(Lahore)にある州立パンジャブ心臓疾患研究所(Punjab Institute of Cardiology)で、死者が出た低品質の心臓病薬を返品する患者ら(2012年1月26日撮影)。(c)AFP/ARIF ALI 【1月27日 AFP】パキスタン中部パンジャブ(Punjab)州政府は27日、地元の製薬会社が製造した低品質の心臓病の薬を服用した患者100人近くが薬物有害反応を起こして死亡したと発表した。他に287人が深刻な症状でラホール(Lahore)の病院に入院中という。 州政府によると問題となっているのは、州立パンジャブ心臓疾患研究所(Punjab Institute of Cardiology、PIC)が主に貧困層の患者らに無料配布した5種類の薬のうちの1つ。前年12月に、同ロットのこの薬を服用した患者23人が死亡したことで問題が発覚した。 服用した